「2013(H25)年度」カテゴリーアーカイブ

山形城三の丸跡第13次(9月2日~6日)


H-1区に続き、G-2区も重機で表土を除去し、面整理作業に進みました。
ジョレン(便利鍬)で丁寧に土を削っていくと、次々に遺構が現れます。


G-2区の面整理作業中に出土した軒丸瓦です。
火災除けの三巴文が描かれているのがわかります。
三の丸の武家屋敷の屋根に使われていたものでしょうか?


G-2区の遺構検出状況です。
東側(写真奥)には竪穴住居と思われる4つの遺構が確認できます。
西側(写真手前)にある大きな円形の遺構は井戸跡でしょうか?


松橋遺跡第2次(9月2日~6日)


二つ並んで現れた井戸跡がほぼ掘りあがりました。
遺物などから推測すると、時期差はあまりないようです。


掘立柱建物跡の平面図を作成しています。


溝跡と切り合う土坑から硯(すずり)と思われる石製品が出土しました。
今後記録、掘り下げを行い全体をあらわにしていきます。


元宿北遺跡(8月26日~30日)


今週は、1区と2区に分かれて調査を進めました。
1区では、井戸跡の掘り下げを行いました。


土に埋もれていた井戸枠が、はっきりと現れました。
また、井戸の底の方から、木製品が見つかりました。


2区では、河跡の掘り下げを進めました。
遺物は、土器などが見つかっています。


蝉田遺跡第2次(8月26日~30日)


SD130溝跡の掘り下げを進めています。
流木のような木や杭状の木製品が目立ちます。
杭が打ち込まれている箇所もあります。


こちらもSD130溝跡を調査しているところです。
こちらでは、杭の他に、20cm前後の川原石が広く敷きつめられています。
同じ溝跡でも、場所によって全く違う調査状況になります。