「2013(H25)年度」カテゴリーアーカイブ

山形城三の丸跡第13次(8月5日~9日)


G-1区のほぼ中央にある竪穴住居跡の北東部からは
土師器・須恵器などの遺物が集中して出土しています。
周りには焼土(しょうど=赤く焼けた土)も確認できます。


同じ竪穴住居跡の中にある土坑(どこう=穴)からは、
須恵器の蓋(ふた)などの遺物も出土しています。
おおよそ8世紀(奈良時代)あたりのものと思われます。


G-1区北東部の土坑(どこう=穴)からは、ほぼ完全な形に近い小型の甕(かめ)など、
大量の遺物が出土しました。
この1週間は遺物の「出土ラッシュ」でした!


道出遺跡第1・2次(8月5日~9日)


まだ終わっていない遺構の測量を行い、
無事遺構測量を終えることができました。


道出遺跡1次・2次調査も今週で終了となりました。
洗浄し、まとめた器材を搬出しています。


今年度発掘調査にたずさわった作業員、関係者の皆さま、
ご協力ありがとうございました。


元宿北遺跡(7月22日~26日)


今週は、雨の様子を見ながらの作業になりました。
写真は、調査区西側にある溝跡を掘り下げている様子です。
遺構の深さが、かなりあるようです。


掘り下げている溝跡から、須恵器の短頚壺(たんけいつぼ)の破片が出土しました。
試掘調査で見つかった破片と同一個体と考えられます。


雨が強まった時は、草刈りをして、空撮に備えました。