「発掘調査速報」カテゴリーアーカイブ

南口A遺跡(6月29日~7月3日)

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梅雨の季節です。どんよりとした空が広がっています。鳥海山も裾がわずかに見えるだけです。

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遺構検出が続いています。カンナをかけるように地面を削り、遺構を見つけ出す「ジョレンがけ」です。熟練の技が求められます。

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見つかった遺構の平面図を作成しています。遺構平面図は、発掘調査を進めていくうえで必要不可欠なものです。


南口A遺跡(6月22日~6月26日)

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この日は明け方に大雨が降りました。調査区内の排水作業を行いました。

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調査区隣の田んぼにカモメが飛来しました。海が近いことを実感させてくれます。

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6月25日には、余目第一小学校の6年生が発掘体験にやってきました。晴天の下、作業員と協力しながら一緒に遺構検出を行っています。


山形城三の丸跡(7次)(6月22日~6月26日)

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脚立の上では、カメラの角度を調整しています。調査区では、面整理をしています。準備が整ったら、11区の遺構完掘状況の写真撮影に入ります。

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5月28日から6月24日まで、11区の調査を行いました。

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6月25日、発掘調査で使用した器材を、トラックに積み込んでいます。この日は、山形市で日中の最高気温31.2℃を観測しました。

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5月14日から始まった、山形市春日町での山形城三の丸跡の第7次発掘調査は、6月25日に無事終了しました。ご協力をいただいた皆様、どうもありがとうございました。


山形城三の丸跡(6次)(6月22日~6月26日)

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大きな石組の下から小さな石組の遺構が2段出てきました。馬見ヶ崎川の度重なる氾濫により壊された堀跡を修復するため、護岸工事をした跡と思われます。

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調査区西側の3層目の地層から、江戸時代の物と思われる陶磁器が大量に出土しました。


クグノ遺跡(6月22日~6月26日)

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いよいよ最終週です。完掘の全景写真を撮るために、丁寧に遺構面の掃除をしました。雨が降ったらやり直しなので、梅雨空を見上げながらの作業です。

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6月25日快晴、乾燥しすぎず良い状態で撮影ができました。北東から南西に向かって、幾条もの溝跡が見えます。しかしどうやら、クグノ遺跡の中心部は、もっと北側(右手)にあるものと考えられます。

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6月26日に調査を無事終了しました。調査に携わったメンバーです。雨の日も暑い日も熱意とパワーで乗り切ってくれた作業員の皆さん、大変お疲れ様でした。最後に、関係者の方々・現場に足を運んで下さった皆様に、感謝申し上げます。