清水遺跡(1)2次(7月19日~7月22日)


今週は台風6号が接近し、強風のなかでの調査となりました。
斜面のすそ部分で検出した溝跡の調査を進めています。


土坑を調査しています。60cm程度の深さがあるので、
腹ばいで腕をのばしての作業になります。


土坑の断面を測量し、図面をつくっています。


八反遺跡(7月19日~7月22日)


調査区の南端部で見つかった河川跡の掘り下げを始めました。
まずはトレンチを設定して深さや遺物の有無を確かめます。


河川跡北岸の様子です。
黒い土が下の方で確認できました。さらに深くなっているようです。


河川跡からは中世から縄文時代の遺物が出土しました。
写真は縄文時代晩期の土器です。


山形城三の丸跡(112号)(7月19日~7月22日)


今週から3区の調査がはじまりました。
土をていねいに削って遺構を検出していきます。


あわせて平板測量で遺構配置図をつくっていきます。


遺構の掘り下げをはじめると遺物が点々と出土しました。
これまでの調査区と比べて瓦(かわら)の出土が目立ちます。


お知らせ:ビィーちゃんと昔の食器を見てみよう!

山形県埋蔵文化財センターでは、
「夏休みこどもミュージアムめぐり」(主催:やまがたアートライン実行委員会)
に参加しています。

当センターのオリジナルキャラクター「ビィーちゃん」が、
縄文時代から江戸時代までの食器をわかりやすく
教えてくれます。

スタンプを集めると、かわいい粘土細工をプレゼントします。

小学生だけではなく、どなたでもご覧いただけます。

ぜひ、見に来てください。


「やまがた埋文まつり2010」展示の様子


スタンプラリーのプレゼント「オリジナル粘土細工」

開催期間:平成23年7月25日(月)~8月25日(木)
開催時間:9時~16時
休館日:土曜日・日曜日
開催場所:(財) 山形県埋蔵文化財センター
(上山市弁天二丁目15-1)
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8月15日(月)・16日(火)には、「歴史・遺跡相談室」も開催します。
山形県内の歴史や遺跡について、やさしく、ていねいに教えます。
夏休み中の自由研究や自主勉強に活用ください。