今週は台風6号が接近し、強風のなかでの調査となりました。
斜面のすそ部分で検出した溝跡の調査を進めています。
土坑を調査しています。60cm程度の深さがあるので、
腹ばいで腕をのばしての作業になります。
土坑の断面を測量し、図面をつくっています。
斜面で検出した竪穴住居跡です。今週は各遺構の検出状況の写真撮影をしました。
週の半ば、台風6号の影響で強い風が吹きました。
急きょ、土のうを作っています。
今週から遺構の精査に入りました。
柱穴の段下げを行い、遺構の確認をしています。
土の色に注意しながら慎重に掘り下げます。
調査区南側にある溝跡を掘り下げました。
調査区の南端部で見つかった河川跡の掘り下げを始めました。
まずはトレンチを設定して深さや遺物の有無を確かめます。
河川跡北岸の様子です。
黒い土が下の方で確認できました。さらに深くなっているようです。
河川跡からは中世から縄文時代の遺物が出土しました。
写真は縄文時代晩期の土器です。
今週から3区の調査がはじまりました。
土をていねいに削って遺構を検出していきます。
あわせて平板測量で遺構配置図をつくっていきます。
遺構の掘り下げをはじめると遺物が点々と出土しました。
これまでの調査区と比べて瓦(かわら)の出土が目立ちます。
遺構の再検出を行っている様子です。
先週に引き続き、調査区南側にある河川跡の掘り下げを行っています。
山形県埋蔵文化財センターでは、
「夏休みこどもミュージアムめぐり」(主催:やまがたアートライン実行委員会)
に参加しています。
当センターのオリジナルキャラクター「ビィーちゃん」が、
縄文時代から江戸時代までの食器をわかりやすく
教えてくれます。
スタンプを集めると、かわいい粘土細工をプレゼントします。
小学生だけではなく、どなたでもご覧いただけます。
ぜひ、見に来てください。
「やまがた埋文まつり2010」展示の様子
スタンプラリーのプレゼント「オリジナル粘土細工」
開催期間:平成23年7月25日(月)~8月25日(木)
開催時間:9時~16時
休館日:土曜日・日曜日
開催場所:(財) 山形県埋蔵文化財センター
(上山市弁天二丁目15-1)
地図を表示する
8月15日(月)・16日(火)には、「歴史・遺跡相談室」も開催します。
山形県内の歴史や遺跡について、やさしく、ていねいに教えます。
夏休み中の自由研究や自主勉強に活用ください。
週末の雨で、また遺跡の4分の1ほどが冠水しました。
遺物が集中しているところを、小さい鎌でていねいに掘り下げています。
その場所から、はく片が出土しました。
全景の写真撮影にむけて、準備をしています。
特に住居跡など、遺構のところは念入りにしています。
調査区の全景です。天気に恵まれ、予定通り撮影することができました。
調査区南側です。水はけが悪いので、歩み板に乗って掃除をしました。
火山灰が厚く堆積しています。どんな遺構でしょうか。
木製品が出土しました。
河川跡の可能性が考えられます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research