東調査区も埋戻しが完了しました。学校の引っ越しも完了し、校舎の改修工事を待つばかりです。
グラウンドに置いていた残土はきれいになくなりました。写真奥は夏休みが明けて授業が始まった仮設校舎です。
グラウンドに敷いていた鉄板を撤去しています。撤去後グラウンドを整備し、現地調査終了です。
東調査区も埋戻しが完了しました。学校の引っ越しも完了し、校舎の改修工事を待つばかりです。
グラウンドに置いていた残土はきれいになくなりました。写真奥は夏休みが明けて授業が始まった仮設校舎です。
グラウンドに敷いていた鉄板を撤去しています。撤去後グラウンドを整備し、現地調査終了です。
旧石器調査区では、石器が出土する地層下部の掘下げが続きました。雨でぬかるむ地面を掘下げていきましたが、まだまだ石器が出てきます。
C区北での遺構精査が終盤になってきました。調査を行う日程も、残り少なくなってきました。
東北大学の鹿又喜隆先生が、学生や院生をともなって現場見学に訪れました。あいにく、豪雨の翌日だったため、旧石器調査区は泥に覆われていて見学しにくかったのですが、遺跡が立地する地形などに興味を示されておられました。
令和4年度 山形県埋蔵文化財センター普及啓発事業
『遺跡体感ツーリズムin左沢楯山城跡』を開催します。
中世の動乱期に、交通の要所に築かれた左沢楯山城跡、約1kmのコースを歩いてめぐります。
大江町の発掘調査で出土した遺物の見学も行います。
みなさまの参加をお待ちしております。
チラシ(PDF)
日時:令和4年9月25日(日)9:00~12:00
定員:約20名 ※先着順
参加費:無料
持ち物:歩きやすい服装・靴、飲み物、雨具等
集合場所:楯山公園駐車場
申込方法:講座名と参加者の【氏名・年齢・郵便番号・住所・電話番号】をご記入のうえ、電話・FAX・Eメールのいずれかの方法でお申込み下さい。
締め切り:9月9日(金)※定員に達し次第締切ります
問い合わせ・申し込み先
(公財)山形県埋蔵文化財センター
〒999-3246 山形県上山市中山字壁屋敷5608番地
TEL:023‐672‐5301 FAX:023‐672‐5586
mail:yac@yamagatamaibun.or.jp
堀の下層を調査するため、南北方向に並んで出土した大きな金峯石(きんぼういし)を移動式のクレーンで吊り上げました。一番大きなもの(長軸100cm程度)で重さは1トン近くありました。
調査区外の離れた位置から吊り上げる必要があり、隣接する裁判所や市役所の屋上をはるかに越える高さまでブーム(竿部分)を伸ばして石を搬出しています。
搬出した石は、調査区向かい側の鶴岡公園敷地に置いています。石の大きさを間近で感じられるだけでなく、石を割るために彫られた「矢穴(やあな)」など当時の加工の痕跡をくわしく観察できます。
東調査区の調査も終了し、最後に屋上から全景を撮影しました。調査区右上の深い部分が七ツ蔵の堀跡です。
安全のため、写真を撮った直後には埋戻しが始まりました。埋まるのはあっという間です。
発掘器材を運び出して調査終了です。調査にご協力いただいた関係機関の皆様、作業員の方々にお礼申し上げます。
旧石器が出土する調査の掘り下げが続きました。旧石器が出土する地層の下部まで掘り下げましたが、まだまだ石器が出てきます。
C区北の西側に位置する古代の竪穴建物跡の記録作業を行いました。一眼レフカメラで、遺構の堆積状況を記録しました。
23日~25日にかけて、水林下遺跡第3次発掘調査の一般公開を行いました。水林下遺跡に興味を持っていただいた方々が、発掘調査の見学に訪れました。
1日の作業が終わりには、事務所に向かう途中、女鹿漁港から日本海に沈む夕陽を見ることができます。この日、夕陽はウロコ雲に隠れていましたが、海面には夕映えがきれいでした。水平線の右側には、飛島を望むことができました。
お盆が明け、調査を再開しました。まだまだ暑い日のなかでの遺構検出が続きます。
下層の様子を探るため、一部の区画を掘り下げています。ここからは平安時代の遺物が出土します。
今週は、ひたすらジョレンで7区の遺構検出作業を行いました。ところどころ攪乱を受けていますが、近世の遺構の残存状況は良さそうです。また、昨年度に大型の竪穴住居を検出した6区のすぐ隣なので、平安時代の遺構も期待できそうです。
まだ遺構がハッキリと見えません。来週前半も遺構検出作業を行う必要がありそうです。
空撮後に堀跡西岸の上面を少しずつ削り、馬出の入り口に至る土橋部分の精査を行いました。
土橋部分の南側の状況です。前週の調査速報にあげた1枚目の写真と比べて見てください。堀岸の杭列が胴木近くまで続くことが判明しました。杭列の背後に薄い板材を添え、拳大の丸石を詰めているようです。
土橋の中央部から北側にかけての状況です。北側も南側と同様に杭列背後の板材や丸石が上面で確認できますが、中央部は上面に丸石があまりなく一段掘り下げると認められるという違いがあります。
調査もいよいよ終盤です。
調査の終了した西調査区は重機による埋戻しが始まりました。
東調査区では、堀底の確認作業を行ないました。
西調査区の堀とほぼ同じ深さで堀底を確認しています。