お盆休みが明け、新たな調査区の表土掘削に入りました。
8区の南側はコンクリートの建物基礎により破壊されていましたが、北側は残っているようです。
8区は土捨て場の関係上、半分に分けて調査します。まず、南側半分の調査に入りました。重機で表土を掘削した後、ジョレンで面整理作業を行いました。
お盆休みが明け、新たな調査区の表土掘削に入りました。
8区の南側はコンクリートの建物基礎により破壊されていましたが、北側は残っているようです。
8区は土捨て場の関係上、半分に分けて調査します。まず、南側半分の調査に入りました。重機で表土を掘削した後、ジョレンで面整理作業を行いました。
先週は大雨の影響を受け、旧石器の調査区がみごとに水没してしまいました。
調査区に溜まった水をポンプでくみ上げて、安全を期すために崩落してしまった壁を直しました。
C区北で検出された、古代の竪穴建物跡とみられる遺構の調査を行いました。遺構の周囲には小さな溝がめぐるようです。
旧石器の調査では、引き続き石器が出土する地層の掘り下げを行いました。これまでに、300点以上の石器が出土しました。
秋田大学の林信太郎先生が現場にお越しになり、旧石器時代の堆積環境や地形について、いろいろとご教示いただきました。
縄文研究者として著名な岡村道雄さんが、現場見学にいらっしゃいました。水林下遺跡の旧石器や古代の遺構について、興味深く見学されていました。
東調査区で見つかった堀の土層断面です。近代の溝の壁面で堀の立ち上がりを確認しています。
調査区の南側では、堀の立ち上がりが近代の溝に壊されずに数十センチの幅で残っていました。
8月11日に一般の方を対象に発掘調査説明会を開催しました。
50名の方に参加していただきました。
5区南側の調査も終了。最後の確認を行いました。
5区南側と6区の調査は終了し、埋め戻しを行いました。
今週も炎天下での遺構の検出が続きます。こまめな水分補給と休憩がかかせません。
東北各地で大雨の被害が出ています。本遺跡でも雨が降って排土山が崩れないようにシートをかけて養生しています。
西調査区の堀を完掘しました。堀底は現地表から約3.5mの深さです。
東調査区の精査を再開しました。雨で流れた土をきれいにして遺構を探します。
見つかった遺構を完掘しました。
中央の一段下がったところは堀が埋まった後に掘られた近代以降の溝です。溝の両側にかろうじて近世の遺構が残っていました。