「2013(H25)年度」カテゴリーアーカイブ

山形城三の丸跡第13次(6月3日~7日)


検出した遺構ひとつひとつに、「SK○○」というように遺構番号(名前)をつけ、
ラベルに書いて打ち付けていきます。


番号(名前)のついた遺構は、移植へらなどを使って、慎重に掘り下げていきます。
遺物も出てきます。


F区のほぼ中央部に大きな石を組んだ遺構が姿を現しました。

井戸跡の可能性があります。


蝉田遺跡2次(6月3日~7日)


バックホウで表土の掘削を始めました。土を観察しつつ、
遺構が確認できる面まで慎重に掘り下げていきます。
調査区北東部分では約20cmで遺構面が確認できます。


表土掘削後、遺構面をジョレンや両刃鎌などの道具を使ってていねいに削り、
遺構の存在や形を確認していきます。
遺構には、黒い土が堆積しているようです。
遺構周辺から遺物も多数見つかり、目印として割り箸をさしています。


幅約1mの溝跡で、調査区の北から南まで延びていることが確認できました(南北60m)。
溝の中からは、杭がある程度規則的に打ち込まれた跡や、人頭大の川原石がまるで
敷き詰められたような痕跡がみられました。
ガラス瓶なども見つかっていることから、近現代の堰跡ではないでしょうか?


松橋遺跡第2次(6月3日~7日)


先週から松橋遺跡の発掘が始まりました。
まずは調査区に生えている雑草を刈っていきます。


重機で掘り下げるための基準を作るため、調査区の端を線掘りしています。


重機で遺構が確認できるところまで掘り下げます。
掘立柱らしき遺構が確認できました。