
今回の調査区で最も西に位置する9区の調査を開始しました。

9区で見つかった遺構です。1・2区に比べて柱穴が少なく、大きい遺構が目立ちます。

7月4日から7月17日まで、2区の調査を行いました。

7月17日の調査状況です。この日の最高気温は、35.3℃を観測しました。暑い中、発掘調査を進めています。

7月17日から、3区の調査が始まりました。

古墳時代の住居跡の穴の中から甕(カメ)がさかさまの状態で出土しました。

もう1棟の古墳時代の住居跡では甕が、細かく割れた状態で出土しました。図面をとるのが大変です。

調査区の脇に生えているウコギに実がなりました。

E区の表土除去が終わりました。これまで最も広い調査区です。

引き続きM区の表土除去に入りました。慈恩寺に近い調査区です。
何が見つかるか楽しみです。

以前お伝えしたL字型に並ぶ柱穴ですが、その後の調査で、コの字型になりました。
調査区の外にも伸びて四角形に並んでいたものと考えられます。

今週から調査区中央部の遺構の掘り下げに入りました。写真は南北に伸びる溝跡(SD2)です。大きな河原石と一緒にすり鉢の破片や砥石が出土しています。

上の溝跡の西側には、三棟が重なりあう竪穴状遺構があります。この遺構の周辺では、土師器の坏や須恵器の甕の破片が多く出土しています。

発掘作業も終わりに近づいてきたのですが、調査区の出入り口付近のピット(小さな穴)から、縄文土器片がまとまって出土しました。

おとし穴の1基SK37が半分掘り上がりました。先週、深さは80cmとお伝えしましたが、それ以上深くなるようです。

山形城三の丸跡(都市計画街路)、2区の調査が始まりました。

慎重に遺構の確認作業を進めています。

2区の遺構を掘り終えました。フェンスの奥にこれから調査する場所が続いています。

地元の中学生が見学に訪れました。説明を聞いて熱心にメモをとっています。

現在調査中の古墳時代の竪穴住居跡です。一辺約8mの大きなものです。

もう1棟の古墳時代の竪穴住居跡からは甕と器台が一緒につぶれた状態で出土しました。

今週調査区脇の茂みの中でカンゾウの花が咲きました。

E区の調査の様子です。遺構の検出作業や調査区周囲の排水溝掘りなどを行っています。

現場の安全衛生について巡回指導がありました。
高低差の大きな現場ですので、事故防止のため、一層の注意が必要です。

新しい調査区(H区)の草刈りを行い、トレンチ調査の範囲を決めました
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research