
6区の遺構が掘り上がりました。今回の調査区で見つかった遺構の多くは、奈良・平安時代のものと考えられます。

溝跡から見つかった奈良時代の土器です。6区からは、これらの土器が数多く出土しています。

堀を埋めた土を掘り下げています。深さがあるので、掘り方、運び方と分担して、作業を進めています。

堀跡を一部分掘り下げたところ、石や木が出てきました。陶磁器のかけらなども出土しています。

堀跡から、漆器の椀が出土しました。

空中撮影するため調査区北半分をきれいにしました。何棟もの住居跡が重なっているのがわかります。

平安時代の住居跡内のかまどから、坏や甕などの土器がたくさん出土しました。

調査区内でもトンボの姿をよく見かけるようになりました。
担当 : 佐々木・星

勾玉の由来についての講話。

勾玉づくりに熱中しました。

さすが中学生、手際よく作ることができました。
出来上がった勾玉は、学校文化祭で展示されます。

寒河江市立陵南中学校二年生2名が職場体験に来ました。
作業員と一緒に、遺構の掘り方や掃除の手伝いをしてもらいました。

今週は掘りあがった調査区の空撮と調査説明会の準備で大忙しの一週間でした。
撮影と説明会のために調査区の掃除をしています。
掃除が終わる直前、突然の雷雨に見舞われました。

土曜日に、これまでの調査成果をお知らせするために説明会を開催しました。
暑い中にもかかわらず、約100人のご参加をいただきました。

調査区東側に位置する土坑です。掘り下げてみると、白い火山灰の層から形がよく残った赤焼土器の坏が出土しました。

9月4日木曜日、現地にて調査説明会を行いました。ウイークディにもかかわらず、地元の方々をはじめ70名以上の参加をいただきました。

大豊小学校5・6年生・鮭川中学校の皆さんも来てくれました。実際に遺跡の中を見てまわったり、出土した遺物に触れて、身近にある遺跡や地元の歴史をじかに感じ取った様子でした。

9月2日から、6区の調査が始まりました。

地形は、東側より西側が低くなっています。8月末の降雨の影響で、土から水がしみ出してきます。

調査は6区に入りました。土坑や溝跡のほかに竪穴状の遺構も見つかりました。

6区の遺構を掘り下げています。土師器や須恵器といった古代の土器が出土しています。

奈良時代の住居跡から、甕がつぶれた状態で出できました。

同じ住居跡からは、坏や蓋なども重なるようにして出土しています。

調査区脇のクルミの木は、実が熟してきました。もう秋です。
山形空港ビルにて、企画展を開催中。
小田島城跡は東根城とも呼ばれ中世から近世の城のあとです。城があった時代だけでなく、それ以前の平安時代や縄文時代の遺物も見つかっており、数多くの遺跡出土品を展示しております。


・期 日 平成20年9月6日(土)~9月23日(火)
・場 所 山形空港ビル 2階ギャラリー
より大きな地図で 山形空港 を表示
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research