百刈田遺跡第4次(1月9日〜1月12日)


今週から調査を再開しました。上層面から20cm掘り下げたところ、遺物が出土しました。 古墳時代の土器と木製品です。


船状の木製品です。完形品ではなく、半分以上が欠けてしまっています。長さは110cmです。


下層面まで重機で掘り下げました。砂利層にあたり、水がどんどん沸いてきます。水をぬくために排水溝を掘っています。


百刈田遺跡第4次(12月25日〜12月29日)


今週は天候が悪く、寒い日が続きジェットヒーターを用い、調査を行いました。今年は雪がほとんど降らず雪かき等の仕事が無く調査に集中することができました。28日から現場はお正月休みに入り、再開は9日からです。


用途不明の木製品です。流木のそばにありました。詳しいことはセンターに持ち帰り調べていきます。


百刈田遺跡第4次(12月18日〜12月22日)


月曜日は雪が積もっていました。上屋のおかげですぐに調査に入ることができました。


調査風景です。遺構検出面から1m掘り下げました。


上層面の調査が終了しました。河川跡から奈良時代の壺や古墳時代の土器が出土しました。
今後はトレンチを新たに設置し、下層の様子を調べていきます。


百刈田遺跡第4次(12月11日〜12月15日)


上屋が完成しました。悪天候でも毎日現場作業を行っていきます。


調査区全体が河川跡であるため、下から水が沸き足場がぬかるみます。雨具を着て作業をしていますが、毎日泥だらけになってしまい大変です。


今週の出土遺物です。土師器の甕です。


第5回「センター改革推進プロジェクトチーム」会議実施(11月27日)

センター改革プロジェクトチーム会議も5回を重ねました。今回は改革・改善点の確認と工程の調整をいたしました。いよいよマニュアルの整備や、研修を通じての新システムの伝達などの具体的事項の実施が必要な段階になりました。12月中旬からはこれまで会議などを通じ報告してきた内容の伝達や、新システムの研修がはいります。「これまでこうしてきたから」と言った先入観念を忘れ、これからはセンター全員が改革の方向性を理解し、研修等を通して改善点の学習を進め、来年度19年度から実施することとなります。


矢馳A遺跡第3次(11月27日〜11月30日)


最終になった河川跡を掘り終えたようすです。土師器などの多くの遺物が出土しました。


調査終了時の調査区の全景です。ところどころ、河川跡や基本層序を調べるためのトレンチが見られます。


調査最終日、お世話になったプレハブをきれいにしています。


興屋川原遺跡第3次(11月27日〜11月30日)


調査の実質最終日に調査した古墳時代の形の整わない落込みから、土師器片とともに須恵器坏身が出土しました。


調査の最終日、遺構を覆うシートの重しとして使っていた大量の土嚢を破り、土を調査区内に戻しました。この作業で、調査の全日程が終了しました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research