興屋川原遺跡第4次(8月6日~8月10日)

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A区平安時代の掘立柱建物跡です。確認できた柱跡6つのうち、5つに柱が残っていました。建物は調査区の外に広がっていますので、正確な規模はわかりません。

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C区古墳時代の竪穴住居跡が壁面にかかっているため、拡張して広がりを確認しました。その結果、一昨年の調査で確認した、竪穴住居跡の可能性がある遺構と同一であることが判明しました。

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お盆休みに入るため、調査区出入口にロープを張りました。


上の寺遺跡(8月6日~8月10日)

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C区の調査に入りました。斜面の段々の年代や構築方法を調べるために、杉の木の間をぬって6本のトレンチを入れました。
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段差は高いところでは人の背丈ほどもあります。土の運搬に一苦労です。

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先週出土した青磁碗です(左)。内面にはスタンプで花の模様が施されています。
写真右は同じ時期の青磁碗の参考品です。このような形であったと考えられます。


川前2遺跡第3次(8月6日~8月10日)

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先週古墳時代前期の小型の土器がまとまって18個出土しました(写真奥)が、今週はその近くから小型壺と甕が一緒に出土しました(写真手前)。

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古墳時代前期の小型壺と甕の出土状況のアップの写真です。

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連日の猛暑で厳しい発掘作業が続いています。作業の合間にクルミの木陰で休息を取っているところです。皆さんお疲れ様です。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research