中野目Ⅱ遺跡(9月3日~9月7日)

溝跡の掘り下げを開始しました。
溝の底から水が湧き出るため、排水しながら掘り下げています。

溝跡の断面の形が、アルファベットの「V」字状になっていることがわかりました。
溝の上部から底面にかけて、まっすぐ掘り込まれています。
深さは約1mです。

 


川前2遺跡第5次(8月27日~8月31日)

今週は週を通して雨が降り、思うように調査することができない日が多かったですが、合間を見つけて遺構検出や調査区周りの環境整備を行いました。

調査区のそばを流れる須川の様子です。調査区が水没するのは免れましたが、増水して足元まで迫ってきているのがわかります。

 


中野目Ⅱ遺跡(2018年8月20日~8月24日)

暑い日差しの中、遺構検出作業を進めています。
影の濃さで日差しの強さが伝わってきます。

 

写真手前から奥にかけて、溝状の遺構が確認されました。
写真では確認できませんが、奥に須川が流れており、溝はその方向に流れが続いていたかもしれません。

 

確認された遺構は、白いロープを用いて形や大きさをわかりやすく示します。


川前2遺跡第5次(2018年8月20日~8月24日)

川前2遺跡は上層と下層の2面が存在することが、事前の調査で確認されています。
今週はまず、下層まで重機で掘り下げる前に、人力で試掘トレンチを入れ、下層までの深さを確認しました。

 

週の後半からは、バックホウが調査区内に入り、下層の遺構が確認できる面まで土を掘り下げています。


中野目Ⅱ遺跡(2018年8月6日~8月10日)

土器片がまとまって出土しています。
土器の出土した様子がわかるよう、竹べらを用いて、土を取り除いています。

割れているものの、土器の破片がほぼ残っており、元の土器の形がわかります。
その土器の形からは、古墳時代の土師器(はじき)という焼き物であることがわかりました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research