6区のSX6にサブトレンチを入れて、堆積状況を確認しています。
4、5区での遺構検出作業です。釘で遺構のラインを引き、
炭酸カルシウムを水で溶いたもので線を引きます。
奥の4区は建物の基礎でほとんど削平されていましたが、
手前の5区には、江戸時代と考えられるものから近現代の可能性がある物まで
たくさんの遺構が重複しています。
6区のSX6にサブトレンチを入れて、堆積状況を確認しています。
4、5区での遺構検出作業です。釘で遺構のラインを引き、
炭酸カルシウムを水で溶いたもので線を引きます。
奥の4区は建物の基礎でほとんど削平されていましたが、
手前の5区には、江戸時代と考えられるものから近現代の可能性がある物まで
たくさんの遺構が重複しています。
先週の大雨の影響で調査区の壁が崩れてしまったため、復旧作業に追われました。
A区にまたがる水路も増水すると調査区内で侵入してしまうため、
砂を詰めた土嚢でしっかり土止めをしました。
復旧し終えたA区北壁の土層断面写真を撮影し、断面図を作成しました。
4区の作業風景:遺構検出のため地山までの掘り下げを行っています。
木の根がじゃましてなかなかはかどりません。
調査4区の斜面に点在する切り株は調査の妨げになることから、
抜根チームを組んで一つ一つ時間をかけて取り除いていきます。
尾根の頂部に並ぶ大型土坑(どこう)。
東側には住居跡もありそうです。
切り株除去の際に根の周りを掘り下げたら大きな土器の破片がまとまって出ていきました。
縄文中期中ごろの典型的な土器ばかりです。
今週の調査で見つかった石器です。
石匙(いしさじ)や石箆(いしべら)、磨石(すりいし)や凹石(くぼみいし)など、
一通りの道具が揃っていたようです。
清水遺跡7次の竪穴住居から出土した甕(かめ)の周囲をきれいにしています。
きれいになりました。
間近で見ると大きくて迫力があります。
竪穴から見つかったかまど跡と思われる遺構です。
6区の砂層にサブトレンチを入れて、
堆積状況や遺物の出土を確認することにしました。
一番上の層からは、9世紀頃の土器片が見つかりました。
9、10日は台風に伴う大雨が山形県内で降りましたが、
遺跡は水はけが良い地盤なので、大して雨水がたまることはありませんでした。
A区、先週末の雨のため表面に流れ込んできた土砂を、ジョレンで剥ぎ取っています。
B区、週末に予想される台風に備えて、周囲に溝を掘っています。
豪雨のため屋内での作業。
以前A区で掘り出した板碑を洗浄しています。
豪雨翌日のA区の状況。
冠水したため排水作業が大変です。
霞城学園高校生涯学習講座の受講生の皆さんが、山形城三の丸跡14次の発掘現場見学に来て下さいました。
井戸跡と思われる場所から大量の割れ瓦が見つかりました。
こういったものも写真だけでなく、欠片の一つひとつがわかるように、きちんと図化して記録します。
国道112号の拡幅工事に伴う発掘は、今年で4年目になります。
これまでの発掘の成果も見ていただきました。
清水遺跡7次で竪穴式住居が見つかり、十字のベルトを作って掘り下げています。
遺物も数多く出土しています。
ミニチュアサイズの土器です。
これもここから出土しました。
1区中央部の面整理作業状況です。
1区中央部西側の面整理作業状況
1区中央部西側の面整理作業。
削った土をキャリアダンプで効率よく搬出します。
2区尾根部分の面整理作業。
この部分は地盤までが浅くてとても硬く、掘り下げるのが大変でした。
1区西側縁の面整理状況です。
ここまで来ればもうすぐ1区の面整理は終了です。
週の半ばから連日の雨、面整理が終わったばかりの1区を保護するために、
前面にシートを敷き詰めました。
4区の尾根上、平坦面から出土した縄文中期中葉の土偶です。
今回の調査では初めて出土例となるものです。
山形県立霞城学園高等学校の生徒と引率の先生が、遺跡の見学にいらっしゃいました。
須恵器と土師器の違いや、「せともの」について等、三の丸跡の出土品を使って職員が説明をしています。
山形県立霞城学園高等学校の生徒が見学していた瓦の写真です。
L-1区から出土しました。