10月19日(土)に平成25年度考古学講座「バスで遺跡を見に行こう!」が開催されました。
今回は戦国のやまがた・城めぐりをテーマに、村山地域の城跡をめぐりました。
最初はセンターからほど近い、中山城跡です。
天守台の石垣を目の前に、当センターの職員が説明しています。
山形城本丸跡では、山形市教育委員会で調査している発掘現場を
見学させていただきました。
続いて当センターで調査中の山形城三の丸跡の現場です。
見つかったばかりの遺構や遺物を間近で見ていただきました。
最後は長谷堂城跡に向かいました。
眼下に広がる町並みは、戦国時代はどんな景色だったのでしょう?
戦国の世に思いをはせながらバスツアーを楽しんでいただきました。
先週に引き続き、SD130溝跡の精査を行っています。
敷石をきれいに現すため、細かな作業が必要です。
敷石がキレイになった所から、記録写真を撮影しています。
10月21日、調査説明会をおこないました。
平日にもかかわらず、60名以上の多くの方に参加いただきました。
市街地に残っていた竪穴住居跡や、
瓦がまとまって埋められた土坑(どこう=穴)に、関心が集まっていました。
竪穴住居跡の一つの北側に、カマド跡と思われる遺構が現れました。
支脚(しきゃく)に使ったと思われる土器、
袖石(そでいし)やそれを引き抜いた跡などが確認できます。
G-2区の全景です。
南東側(写真手前)に4棟の竪穴住居跡、北西側(写真奥)に河川跡、
その間に瓦がまとまって埋められていた土坑が2基ありました。
竪穴住居跡3棟を調査している様子です。
竪穴住居跡を掘り下げていったところ、多くの遺物が出土しました。
竪穴住居跡を掘り下げていったところ甕(かめ)の口縁部が出土しました。
調査に向け、キャリアダンプの通り道をつくっています。
重機で表土を掘削しています。
重機での掘削も終わり、調査区らしくなりました。
SD130溝跡の土層確認ベルト部分を掘り下げています。
層を確認しながら、1層づづ掘り下げます。
上と同じSD130溝跡です。
手前側に川原石が確認されます。
その続きを掘り下げ、石を検出していきます。
10月8・9日の2日間にわたり上山南小学校の2年生がセンターに見学に来ました。
短い時間でしたがセンターがとってもにぎやかになりました。
センターの仕事の様子を不思議そうに見学していました。
「なんであんなに小さく字がかけるんだろう?」
色々な時代の土器や石器を見学しています。
昔の人たちはどういう生活をしてたんだろうね?
10月7日に上山市の民生委員会のみなさんがセンターを見学にいらっしゃいました。
整理作業を目の前にセンターの仕事について説明しました。
『縄文の女神』のレプリカに興味津々の様子です。
展示ケースの上に載っている小さい女神は、
センター職員お手製の2分の1サイズのレプリカです。
10月10日から発掘調査開始、発掘器材が到着しました。
到着した器材を事務所内に運び込み、整理しているところです。
調査事務所周辺の環境整備を行いました。
最終週の火曜日にラジコンヘリによる空中写真撮影を行いました。
調査終了のため、使用した道具などをトラックに積み込みました。
みなさんお疲れ様でした。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research