
10月21日、調査説明会をおこないました。
平日にもかかわらず、60名以上の多くの方に参加いただきました。
市街地に残っていた竪穴住居跡や、
瓦がまとまって埋められた土坑(どこう=穴)に、関心が集まっていました。

竪穴住居跡の一つの北側に、カマド跡と思われる遺構が現れました。
支脚(しきゃく)に使ったと思われる土器、
袖石(そでいし)やそれを引き抜いた跡などが確認できます。

G-2区の全景です。
南東側(写真手前)に4棟の竪穴住居跡、北西側(写真奥)に河川跡、
その間に瓦がまとまって埋められていた土坑が2基ありました。

竪穴住居跡3棟を調査している様子です。

竪穴住居跡を掘り下げていったところ、多くの遺物が出土しました。

竪穴住居跡を掘り下げていったところ甕(かめ)の口縁部が出土しました。

調査に向け、キャリアダンプの通り道をつくっています。

重機で表土を掘削しています。

重機での掘削も終わり、調査区らしくなりました。

SD130溝跡の土層確認ベルト部分を掘り下げています。
層を確認しながら、1層づづ掘り下げます。

上と同じSD130溝跡です。
手前側に川原石が確認されます。
その続きを掘り下げ、石を検出していきます。
10月8・9日の2日間にわたり上山南小学校の2年生がセンターに見学に来ました。
短い時間でしたがセンターがとってもにぎやかになりました。

センターの仕事の様子を不思議そうに見学していました。
「なんであんなに小さく字がかけるんだろう?」

色々な時代の土器や石器を見学しています。
昔の人たちはどういう生活をしてたんだろうね?

10月7日に上山市の民生委員会のみなさんがセンターを見学にいらっしゃいました。
整理作業を目の前にセンターの仕事について説明しました。

『縄文の女神』のレプリカに興味津々の様子です。
展示ケースの上に載っている小さい女神は、
センター職員お手製の2分の1サイズのレプリカです。

10月10日から発掘調査開始、発掘器材が到着しました。

到着した器材を事務所内に運び込み、整理しているところです。

調査事務所周辺の環境整備を行いました。

最終週の火曜日にラジコンヘリによる空中写真撮影を行いました。

調査終了のため、使用した道具などをトラックに積み込みました。

みなさんお疲れ様でした。

今週は器材撤収の準備を行ないました。
道具を洗浄して運びやすいようにまとめます。

器材をトラックに積み込み、上山の埋文センターまで運搬します。

10月10日で遺構精査や記録等の作業は終了しました。この後調査区の埋め戻しを行ないます。
3年に渡って実施した八反遺跡の現地調査はこれで終了となります。調査にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

G-2区の状況です。
竪穴住居跡の周溝を調査しているところです。

竪穴住居跡の中からは、まとまって遺物が出土しました。

別の竪穴住居跡からも、遺物が出土しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research