重機を使って、大きく表土を削っていきます。
黄色い土が一気に姿を表します。
トレンチ(試し掘り)の中から土器がまとまって出土しました。
これはほんの一部です。
これもトレンチの中で出土した石器です。
鋭い角が見てとれます。
河川跡の遺構検出を行いました。
場所によって、土の種類(砂・粘土)や色に違いがみられます。
おそらく、何時期かに亘って、流れをかえたことで堆積した土に違いが生じたのでしょう
河川跡の北側で、柱穴(ちゅうけつ)が約20基みつかりました。
直径30~40cmの穴です。
柱を規則的に建て並べた建物の存在が考えられます。
カマド跡(EL79)から、土師器片・黒色土器片が出土しました。
竪穴住居跡(ST68)の床面(貼床)の剥がしを行いました。
カマド付近の貼床下部から、土師器片が数点出土しました。
竪穴住居跡(ST68)の完掘写真撮影をしました。
調査区(5区)の完掘写真撮影をしました。
今月10日をもって、5月23日から始まった発掘調査は無事終了しました。
ありがとうございました。
先週に引き続き、川跡(SG02)の精査を行いました。
遺物も続々と出土しています。
木製の鍬(くわ)の刃にあたる部分が、調査区の壁沿いから見つかりました。
鋤(すき)も川跡上層から出土しました。
鍬(くわ)、鋤(すき)いずれも古墳時代の農耕具だと考えられます。
C-2区の遺構の完掘状況です。
D-2区からは、竪穴住居跡が見つかり遺物も出ました。
石製の紡錘車(糸をつむぐための道具)が出土しました。
直径10cmほどで、中央に棒を通すための穴が開いています。
広い範囲に石が敷き詰められた遺構から、古銭が9枚まとまって出土しました。
石が詰め込まれた遺構から板碑(中世の供養塔)が出土しました。
この他にも同じ遺構から3点の板碑破片が出土しています。
1区の地層の重なりを調べるため、西壁に沿ってトレンチを掘りました。
その結果、1区は最上川の氾濫によって、たびたび土砂が運ばれてきていたことがわかりました。
トータルステーションという測量機器を使って、1区全体の平面図を作成しました。
竪穴住居を掘り下げていたところ、完形の土師器の坏が出土しました。
今後、出土した坏を取り上げ、土器の年代や形状(型式)の検討・分析を行っていきます。
その竪穴住居の遺物検出状況の写真です。
残念ながら、かまどの跡は削平を受けて残っていませんでしたが、
完形の坏以外には、土師器の高坏(たかつき)や甕(かめ)がつぶれた状態で出土しました。
河川跡の掘り下げを行いました。
遺物の出土が見られないため、河川の年代は不明ですが、
川底からは10~20cm程度の川原石がぎっしりと検出されました。
新たに出土した遺物です。
黄色の土中に埋まっていますので、表土で見つかった遺物より古いものと考えられます。
西側斜面です。
黒い部分が旧地形の谷です。
表土を削ると地面の色が違うのが分かります。
調査区3・4区に隣接する農道を重機により掘削をしました。
調査区(5区)の面整理を行いました。
調査区(5区)の検出写真を撮影しました。
竪穴住居、溝などが検出されました。
竪穴住居の掘り下げを開始しました。
土師器片などが出土しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research