住居跡をていねいに掘り下げています。
中央に張った水糸の間を残し、土を取り除きます。
V字型の溝跡です。1m程の深さがあります。
集落の近くに配置されていました。
測量機器(トータルステーション)を使い、遺構の形を正確に測っています。
山形県埋蔵文化財センターでは、「ビィーちゃんと昔の食器を見てみよう!」
という展示会を開催しています。
連日の猛暑の中、多くの皆様にご来場をいただいております。
展示だけではなく、石器を使ってものを切ったり、
本物の土器に触れる体験などもあります。
開催期間中に、ぜひ一度お越しください。
期間:平成23年7月25日(月)~8月25日(木)
時間:9時~16時
休館日:土曜日・日曜日
場所:(財) 山形県埋蔵文化財センター
(上山市弁天二丁目15-1)
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今週は35℃を越える猛暑の中での作業になりました。
黒ボク層の上面で検出した遺構を精査した後、
さらに慎重に掘り下げていきます。
9世紀代の竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)です。
白色の土は10世紀初めに噴火して積った火山灰と思われます。
別の住居跡からは、土器がひっくり返った状態で出土しました。
河川跡のトレンチ調査もようやく一段落です。
土の堆積の様子から、4つの時期の川が重なっていることがわかりました。
中断していた遺構の掘り下げを再開しました。
土の色の違いを見分けながら慎重に掘り下げていきます。
河川跡の土層断面を写真撮影しています。
あまり遺構・遺物の確認できなかった調査区南東部ですが、掘り下げてみると、
たくさんの土器片の散らばりが確認できました。どれも縄文時代のもののようです。
南東部から出土した矢じり(石ぞく)です。きれいな赤褐色をしています。
長さ2cmほどの小型のものです。
出土した遺物は、測量機器を使って場所や標高を
図面や調査カードに記録していきます。
遺構検出を行っているときに見つかった石器です。
今後の調査に期待がふくらみます。
タワーを建てて、遺跡の全景写真を撮影しました。
この日は、猛暑の中での作業になりました。
山の斜面にある窯跡の検出作業を行っています。
奥の山の向うには、清水遺跡(1)が望めます。
竪穴住居跡の精査作業をしています。何が出てくるか楽しみです。
調査区の東側で、掘立柱建物跡を確認しました。
完掘状況の写真撮影をする準備をしているところです。
遺構を掘り下げています。土が硬くて大変です。
河川跡に数か所、トレンチを入れました。
深さや土の堆積状況を観察しました。
墨書土器が出土しました。何て書いてあるのかな?
河川跡全体を掘り下げる前に、重複している
より新しい遺構を先に精査しています。
今週は快晴の夏空の下、順調に作業を進めることができました。
黒ボク層の上面で検出した遺構を掘り下げ、図面を作成します。
黒ボク上層の図面作成後は、更に掘り下げて下層の遺構を探していきます。
別の場所では何かを燃やした痕跡をもつ土坑を検出しました。
底から大量の炭が出土しています。
引き続き河川跡のトレンチ調査を行ないました。
遺物が出土する層は慎重に掘り下げていきます。
河川跡を掘り下げている途中で、焼土や炭化物、骨片を含む遺構が見つかりました。
川が埋まりかけた低地も火葬の場として利用していたようです。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research