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出前授業:舟形町立長沢小学校(4月20日)


縄文時代の人々のくらしについて説明しました。
食べ物、着る物、アクセサリーなどの話をして、
地元舟形町から出土した大形土偶を
紹介すると、みんなの口から「見たときある~」と
笑顔がこぼれました。


マイギリを使っての火おこし体験をしました。
体育館に充満する白い煙と木の焦げたにおい。
なかなか火が起きず、みんな必死に作業して汗だくになりました。
その中で火の大切さと火を起こす大変さを学びました。


弓矢を使って狩りをする体験をしました。
弓の角度、弦を引く力、矢を離すタイミング。
だんだんコツを覚え、最後の1回になると、
的の動物パネルが1枚しか残りませんでした。
みんな素晴らしい上達ぶりです。


最後にみんなで縄文服を着て、弓矢や土器などを持ちながら、
それぞれが縄文人になりきっての記念撮影。
弓を構える姿もいつのまにか格好良くなっていました。


出前授業:小国町立小国小学校(4月18日)


はじめに「縄文時代のくらし」についての話を行いました。
メモを取りながら、一生懸命聞いてくれました。


「土器や石器に触れてみよう」では、
遺跡から出土した本物に触ってもらい、
重さや手触りを確かめてもらいました。


「質問コーナー」では、縄文人の平均寿命のことや、
土器が完成するまでの時間など、
次々と質問が出ました。


「火起こし体験」と「弓矢体験」も行いました。
苦労してようやく着いた火を見つめる姿が印象的でした。


出前授業:高畠町立高畠小学校(4月12日)


はじめに、写真やイラストにより、
縄文時代の人々のくらしについて、説明しました。
高畠小学校が遺跡の上にあることに、みんな驚いていました。


本物の土器や石器を見た後に、
教材用に作った石器で野菜を切りました。
いろいろある石器の中でも、よく切れる石器を見つけ出し、
自分たちが持ってきた野菜を、どんどん切っていきます。


火起こしにも挑戦しました。
けむりは出ますが、なかなか火種が起きません。
みんな必死でマイギリを動かしています。


弓矢飛ばしもしました。
矢が動物(パネル)に当たって倒れると大喜びです。
気分は、縄文時代の狩人です。


研修:新任・新採職員研修(4月4日~4月11日)


今年度、新たに11名の職員が仲間となりました。
はじめに、センター内の施設案内です。
センターには、屋外にも器材庫や収蔵庫があり、
敷地全体の配置を覚えていただきます。


業務内容やOA機器の使用、安全衛生、
記録の取り方などの研修を行いました。
皆さん、メモを取りながら真剣に話を聞いています。


最後は、寒い中、屋外で実際に発掘調査で使用する
測量機器を使った実習を行いました。


研修担当職員の説明を聞いた後は、
実際に作業を行いながら、平板測量の説明を受けています。


お知らせ:理事会・評議員会が行われました(3月23日)

平成23年3月23日(水)に、山形県私学会館で
平成22年度 第3回評議員会と第4回理事会が行われました。


議事は、
平成22年度事業計画の変更と補正予算書について、
平成23年度事業計画書と収支予算書について、
評議員の選定についてと、
評議員選定委員会の運営規則の制定、
選定委員の選任、
についてでした。


理事会の議長は、理事長の相馬周一郎氏です。


理事や評議員の方々から、貴重なご意見やご指導を
いただきました。


お知らせ:東紅苑(東根市)で展示会を行いました

東根市にある山形県身体障がい者保養所 東紅苑で
「縄文時代の人々のくらし」の展示会を行いました。

開催期間:平成23年1月17日(月)~2月16日(水)
来場者数:864人

大変多くの皆さまにご来場いただきまして、
誠にありがとうございました。


展示風景


展示風景

当センターにおいては、ここ数年、県内各地域に出向いて
埋蔵文化財の出土品の活用について、公共的施設を利用しながら
出前展示に力を入れてまいりました。
今年度はさらに多くの県民の方々に出土品に
「触れて」「見て」「感じて」いただきたいという思いから
視点を変えて、特に身体障がい者や知的障がい者の方々にも、
身近なものとして親近感を持ってもらうため、
東根市の保養所である「東紅苑」に出向いて
展示をさせていただいたところです。
多くの来場者の皆さまから大きな評価を得たところで
ありますので、この成果を基に引き続き啓発普及に
努めてまいりたいと考えております。


施設見学:上山市学研地域学習部会(2月2日)


上山市内の学校の教諭15名が訪れました。
はじめに、遺跡から出土した土器の洗浄作業を見学しました。


次に、土器などに細かい文字で遺跡名や出土地点などを書く
注記の作業を見学しました。


最後に、火おこしに挑戦し、火おこしのさまざまな方法について
説明も受けました。


展示会:東紅苑 縄文時代の人々のくらし

東根市にある山形県身体障がい者保養所 東紅苑で
「縄文時代の人々のくらし」の展示会を行っております。

縄文時代の食べ物・住居・装飾品・祭祀の各テーマにあわせた、
遺物と写真パネルの展示を行っております。

ぜひ、一度ご覧になってください。

展示会チラシ(PDF 211KB


土偶:山居遺跡(西川町)


人面土器:宮の前遺跡(村山市)

開催期間:平成23年1月17日(月)~2月16日(水)
開催時間:午前10時~午後4時
休館日:年中無休
開催場所:山形県身体障がい者保養所 東紅苑 1階ホール
(東根市温泉町2丁目16-1)
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