担当 : 佐々木・星

勾玉の由来について話を聞きました。

暑い中、一所懸命勾玉を削りました。

ピカピカに輝く勾玉になりました。

完成した勾玉を身につけて記念撮影。

国道112号の改良に伴う発掘調査が始まりました。調査地点は、山形城三の丸の北東端にあたります。

遺構の検出を行っています。柱の跡や溝跡が見つかり始めました。
山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館にて、当センターが近年発掘調査した縄文土器から平安時代の遺跡出土品を展示開催中。

・日 時 平成20年6月1日(日) ~ 9月24日(水)
・場 所 山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館 企画展示室
東置賜郡高畠町大字安久津2117
電話 : 0238-52-2586
・展 示 出土品
縄文時代 : 空沢遺跡、梓山遺跡、石畑遺跡ほか
弥生時代 : 庚壇遺跡
古墳時代 : 大塚遺跡、中落合遺跡、 鵜の木館跡ほか
奈良・平安時代 : 西中上遺跡、大在家遺跡、大塚遺跡ほか
より大きな地図で 山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館 を表示

いままで調査を進めてきた2か所の調査区の空中撮影を行いました。
先に調査の終わった調査区はシートを敷いていたため、コケが生えていました。
撮影を前にきれいに掃除をしているところです。

撮影はラジコンのヘリコプターで行いました。

先週お伝えした一直線に並んだ穴です。地形に沿ってL字型に並んでいました。
写真左側の土塁と大溝とあわせて、寺院の中の区画として使用されたのでしょうか。

今週から遺構の掘り下げ作業に入りました。移植コテで遺構を慎重に掘り下げていきます。

調査区中央の作業風景です。東西へと伸びる溝状遺構を掘り下げています。

調査区北側では、溝跡の上面から青磁碗の底部が出土しました。

調査区北側から、焼土を含む土坑が見つかりました。

ようやく調査区全体の面整理が終わりました。いよいよ来週から遺構の掘り下げに入ります。

掘り下げを終えたF区の全景です。遠くに朝日連峰を望んでいます。

地面を垂直に断ち割って、土器の埋設状況を調べています。

埋められたままの状態で縄文土器を取り上げました。土壌分析で、中に含まれる成分についても調べる予定です。

今週から遺構の掘り下げに入りました。奈良~平安時代の住居跡からカマドの跡が見つかり、周囲から調理に使われたと思われる甕の破片がたくさん出土しています。

もう1棟の奈良~平安時代の住居跡からは須恵器の坏と潰れた状態の甕が出土しました。

大溝の断面です。中ほどに炭をたくさん含む黒っぽい層が見えます。

炭を含む層の下の層から古瀬戸の平碗が出土しました。
他に天目茶碗も出土しています。

ようやく大溝が掘りあがりました。
溝の右側には、直径1mほどの穴が溝に並行して一直線に並んでいます。
詳しくは次週お伝えします。

今週の作業で調査区全域の遺構検出が終わりました。写真は南側から見た調査区です。

調査区東側の竪穴状遺構です。この範囲では遺物も多数確認されております。

記録作業の様子です。調査区の平面図を縮尺1/100で作成していきます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research