
山形の空の玄関口山形空港で、縄文から中世 「交流するものたち-行き交う人々-」展を開催します。
県内の遺跡から出土した県外・国外の遺物を展示することによって、モノから見た人々の交流の様子を探ります。時代を問わず、他地域との交流がうかがえる遺物・影響を受けた遺物の展示や遺跡の位置・写真・交流を示すパネル等も展示します。是非ご覧下さい。
・日 時 平成19年9月11日(火)~9月28日(金)
・場 所 山形空港ビル 2階特設ギャラリー

特別収蔵室で土器の説明を聞く子ども達。

さあ、いよいよ勾玉作りに挑戦。

下叶水遺跡から出土した石器・土偶等を興味深げにながめる。

塚状遺構を掘り下げた状態です。盛土の中から近代の磁器が出土しました。この塚は近代の盛り土と考えられます。

A区平安時代の掘立柱建物跡です。確認できた柱跡6つのうち、5つに柱が残っていました。建物は調査区の外に広がっていますので、正確な規模はわかりません。

C区古墳時代の竪穴住居跡が壁面にかかっているため、拡張して広がりを確認しました。その結果、一昨年の調査で確認した、竪穴住居跡の可能性がある遺構と同一であることが判明しました。

お盆休みに入るため、調査区出入口にロープを張りました。

大きな土器を見てびっくりしていました。

興味深く復元作業を見る子供達。

自分のイメージ通り、必死で勾玉を削ります。

土器の拓本をとってみました。

縄文の文様づくりに挑戦!

細かい所もきれいに削り、最後はステキな勾玉が出来上がりました。

整理作業の内容を詳しく聞いていました。

拓本作業を実際に体験しました。

大きな甕を熱心に見学していました。

復元している様子を見学。

直に触れて土器合わせにチャレンジ!

保存処理の作業を見学。

C区の調査に入りました。斜面の段々の年代や構築方法を調べるために、杉の木の間をぬって6本のトレンチを入れました。

段差は高いところでは人の背丈ほどもあります。土の運搬に一苦労です。

先週出土した青磁碗です(左)。内面にはスタンプで花の模様が施されています。
写真右は同じ時期の青磁碗の参考品です。このような形であったと考えられます。

38m×25mの方形に廻る溝を調査しています。作業員さんは横一列に並んで掘っています。

立秋翌日の現場上空の様子です。連日30度を超えていますが、雲は秋の様相です。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research