調査区の南半分(B区)の面整理状況です。じょれん(便利鍬)を使って、重機で掘削した地面を削って遺構を検出します。作業員の皆様暑い中ご苦労さまです。
調査区の北側(A区)のSX115という不整形の遺構を掘っている写真です。土器などの遺物が出土するため竹べらなどを使って慎重に掘り進めていきます。
SX115から出土した縄文土器です。この遺構だけで2箱以上の遺物が出土しました。
調査区の南半分(B区)の面整理状況です。じょれん(便利鍬)を使って、重機で掘削した地面を削って遺構を検出します。作業員の皆様暑い中ご苦労さまです。
調査区の北側(A区)のSX115という不整形の遺構を掘っている写真です。土器などの遺物が出土するため竹べらなどを使って慎重に掘り進めていきます。
SX115から出土した縄文土器です。この遺構だけで2箱以上の遺物が出土しました。
遺構検出作業中、溝跡のようです。画面手前左側に、中指ほどの太さの水晶が
出土しました。
紫水晶と思われます。透明度は低いですが、六角柱状で芯部がほのかに紫がかっています。縄文時代のパワーストーンでしょうか?
杭材が検出されました。樹種及び年代について、これから理化学的分析を施す予定です。
検出面における遺構の輪郭が不鮮明なために、間隔を狭めてトレンチ掘りを行いました。土がコンクリートのように固く、作業員さんたちは悪戦苦闘しています。
何日間かかけて、やっと断面を確認できるところまでたどり着きました。固いねずみ色の盤の下に、黒い粘土質層が堆積しています。所々、縦にねずみ色の筋が入っている部分が確認できます。
面整理と遺構検出作業を継続して行っています。
壁際から水がしみ出し、足元の悪くなった状況での作業は大変です。
調査区の壁際に掘った溝を掘り下げたところ、土器のかけらなどが出土しました。
土坑を掘り下げたところ、木製の桶が出土しました。もろく壊れやすいので慎重に掘っていきます。
先週お伝えした下大石家の石積みを外して、断面を検出しています。一つ一つが重く、大変な作業です。
縄文時代の埋設土器です。土器の埋設方法を調べるために、土器の周りを少し大きめに掘りました。調査中ですが、担当者・作業員さんともに楽しみにしています。
調査区内の遺構をきれいに掘りました。そして撮影を行い、図面を書いて記録していきます。
タワーを組んで、撮影をします。これは2段ですが、3段の時もあります。作業員さんが総出で組み立てました。
今週の作業状況です。調査区内の表土除去がようやく終わりました。
おぐに保育園の皆さんが遺跡の見学に来てくれました。出土した土器や石器を使った植松主任の説明を聞いて、大昔の人々のくらしに想像をふくらませています。
実際に調査区内で発掘を体験してもらいました。移植ベラを持って慎重に探りながら掘り下げていきます。
遺構の掘下げもだいぶ進みました。写真や図面などの記録も大忙しです。
穴の底から四角に組まれた木枠が見つかりました。幅の広い板も出土したことから、縦板と横桟の構造を持つ井戸だったようです。
大きな2条の溝が見つかりました。2条が並行していることから道路跡かと考えましたが、調査区の南端で2条の溝は合流していました。時期差をもって付け替えられた溝のようです。
溝跡の西側には柱の跡と考えられる小さな穴が密集していました。
柱の跡とともに、約1〜2m大の長方形の遺構が数基並んで見つかりました。
検出された柱穴です。画面上に白く見えるのが火山灰と考えられます。詳しくは今後検討して行きます。
柱穴を掘り下げました。丸く残っている箇所が柱があった場所です。