天王(てんのう)遺跡の調査が始まりました。当センター流の鍬入れ式で作業の安全を祈ります。
調査区の周囲に溝を掘り、遺構の見つかる深さを確認しています。
調査区から約300m離れたところに大きな板碑がありました。高さ4.12m、県内2番目の大きさです。文和三年(1354)に立てられたものです。
周囲の集落は、この板碑にちなんで大仏(おぼとけ)と呼ばれています。
天王(てんのう)遺跡の調査が始まりました。当センター流の鍬入れ式で作業の安全を祈ります。
調査区の周囲に溝を掘り、遺構の見つかる深さを確認しています。
調査区から約300m離れたところに大きな板碑がありました。高さ4.12m、県内2番目の大きさです。文和三年(1354)に立てられたものです。
周囲の集落は、この板碑にちなんで大仏(おぼとけ)と呼ばれています。
調査区の西部は水没していたため、最初の作業は自然流下を狙った排水路の掘削となりました。
昨年12月下旬の積雪の中での調査で置かれたままとなっていた排土を除去し、昨年度の調査面を再検出する作業中です。今週一杯でほぼ終了しました。
発掘調査の様子です。曲輪(くるわ)と思われる段を検出しました。
遺構が確認されたため、白線を引きました。住居跡と考えていますが、これから掘り下げていき確認したいと思っています。
木の根元から出土した茶碗の破片です。
5月9日に鍬入れ式を開催しました。
表土を除去する前に、試掘トレンチ部分を掘り下げ、地盤の深さを確認しました。
バックホーで表土を除去していきます。遺構や遺物が確認されないかを慎重に確かめながら作業を進めます。
B区面整理
ジョレンがけをして、遺構検出面を綺麗にします。
矢馳A遺跡遠景(西から)
高館山から見た庄内平野です。
B区排水作業
前日の雨で調査区に雨水が溜まりました。柄杓とバケツで排水します。
昨年、炭が見えていてぼんやりと黒かった箇所を削ってみたところ木材も発見されました。
近日中に精査を行い、これが何であるかを調べます。
ピット(穴)を断ち割ってみたところ、中に土器が埋まっていました。出土状況は、平安時代の地鎮祭の跡とよく似ています。
鉄製品も出土しました。昨年度の調査では平安時代の鉄製品は出ておらず、この遺跡では初の出土となります。
鍬入れ式(5/8)
本日より、下叶水遺跡の発掘調査が開始されました。発掘調査の安全と成果を願って、鍬入れ式が執り行われました。
調査区遠景 (5/9)
遺跡は小国町の叶水地区に位置し、横川によってつくられた河岸段丘という階段状の地形面に立地しています。
調査区作業風景(5/9)
調査範囲の設定と遺構検出面までの深さを確認するため、各所で試掘を行いました。
新庄市の中川原C遺跡の調査が始まりました。
この遺跡は平成11年と12年度にも調査を行い、縄文時代中期の大集落があったことが分かっています。現在は大規模な田んぼになっており、田植えの準備が進められていました。
遠くには、出羽富士とも呼ばれる鳥海山が見えます。
今年度は4次調査で、幅12mほどの農道部分を細長く調査します。
調査区をテープで囲み目印としました。手前では鍬入式の準備をしています。
この下には一体何が埋もれているのでしょうか?楽しみです。
下大石家遺構検出状況
昨年度調査した下大石家の、下層面の遺構を検出しているところです。
地面を丁寧に削って、土の色や性質の違いから、掘り込んだ跡を見つけています。
下大石家遺構調査状況
建物跡の調査中です。昨年度調査した礎石の下にはこぶし大の栗石(ぐりいし)が見つかりました。江戸末から明治時代にかけての家の基礎と思われます。
鍬入れ式
今日から調査が開始します。
写真の中央部分が調査区です。
重機で遺構が見つかる面まで掘り下げます。そして、ジョレンを使って、その面をきれいにしています