「2007(H19)年度」カテゴリーアーカイブ

矢馳A遺跡第4次(7月17日~7月20日)

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先週の続きで川の跡(SG772)を掘っています。この川の跡の下には、別の時代に流れていたと考えられる、さらに大きな川の跡が検出されています。土の変化に注意しながら慎重に掘り下げています。

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川の跡(SG772)からは須恵器が数点出土しています。この須恵器の破片には、墨で「中」という字が書かれていました。

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川の跡(SG772)を完掘しました。


興屋川原遺跡第4次(7月17日~7月20日)

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A区は低湿地であるため、木製品の保存状態が良いようです。平安時代の斎串(ゆぐし)が出土しました。他に曲げ物の底板や、木材片も出土しています。

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A区で検出された溝跡です。覆土に十和田aと推測される灰白色火山灰が混入していることや、出土遺物から、10世紀前半頃の溝跡と見られます。

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鋤簾(ジョレン)による面整理。今週から面整理作業に入りました。


上の寺遺跡(7月9日~7月13日)

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先週お伝えした掘立柱建物の柱穴かと思われる遺構の断面の様子です。
中央の石の右側から近世以降の陶磁器が出土しています。

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見つかった遺構を図面に記録します。
デジタルカメラとトータルステーション(角度と距離を測る測量機械)を併用して図面を作成します。

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雨上がりに何度目かの草刈りをしました。
写真奥のこの部分は保存されることになりました。土塁に囲まれた範囲が上の寺遺跡の中心部と考えられています。