1列に並んで、地面を削って遺構を探しています。
何が見つかるか、とても楽しみです。
縦260cm、横160cmの大きな穴(土坑)が見つかりました。
見つかった面からは、土器の他に炭化物や火山灰などがみつかりました。
土器の年代から、平安時代頃と考えられます。
永楽通寶(えいらくつうほう)というお金が見つかりました。
直径24mmで、現在のお金とほぼ同じ大きさです。
江戸時代の初め頃に使用されたお金です。
今週も暑い日が続きました。先週に引き続き、遺構の掘り下げからスタートです。
調査区(3区)の北側に位置する遺構(SX21)の掘り下げを開始しました。
遺構の中から、土師器片が複数出土しています。
調査区(4区)の測量を開始しました。
平板という測量器材を使って、100分の1の図面を作図していきます。
今週も遺構検出のための面整理を行いました。
A区からは石で作られた矢じりが出土しました。左側はきれいな半透明白色のものです。
同じくA区から、土師器がまとまって出土しました。
接合作業によって、どのような種類で、どのくらいの大きさのものか明らかになりそうです。
B区からは何か所かで古銭が出土しています。
写真のように何枚かまとまって出土することもあります。
先週はA区北側の遺構検出状況を写真に撮りましたが、今週は残った南側を撮りました。
大きな溝跡、大小様々な住居跡が見られました。
重機での表土掘削が終わり、面整理に入りました。
同時進行で、遺物の出土位置や、図面作成の為のグリッド杭を調査区に設定していきます。
土が乾燥すると、ジョレンでは削りにくくなるため、散水機で水を撒きます。
調査区の壁際から土師器が出土しました。
12名の作業員の皆さんと共に、調査を開始しました。
早速、環境整備や大工仕事にとりかかりました。
調査区は法務総合庁舎の敷地内に位置します。
西側から見た調査前の様子です。
重機で表土をはがし始めました。
大小多くの石が混じっており、機械も大変そうです。
掘跡の土量が多く、遺物をほとんど含まない層を重機械で掘り下げました。
作業員総がかりで重機が掘り出した土から遺物を見つけ出しています。
B区の遺構の完掘状況です。
D区からは土師器が出土しました。
発掘前に、主任より説明がありました。旧石器時代の遺物が出ると予想されます。
遺物が出た際の注意事項等もあわせて説明しました。
土が乾き、地面の様子が分からなくなるのを防ぐためにブルーシートをかけます。
皆で力を合わせないときれいに素早くかけられません。
調査区沿いにトレンチを堀り、土の厚さを調べます。
場所により深さが違うので、慎重に掘ります。
面整理が終わったところから、昔の人々によって土に刻まれた跡である遺構を検出していきます。
遺構は、土の色や質感の違いから見分け、線を引いていきます。
検出した遺構の全景写真を撮影しました。
写真の中央部付近で、黒っぽい色をした方形(四角形)状の場所がありますが、
どうやら竪穴住居の可能性があります。
遺構検出の全景写真を撮り終えた場所から、調査区内にグリッド杭を打ちました。
杭は、あらかじめ設定した場所に、トータルステーションという測量機器を用い、格子点状に打っていきます。
グリッド杭は遺構や遺物が調査区のどこにあるかを示す重要なものです。
調査区(3区)の面整理後、検出した遺構に水で溶いた石灰で、遺構のラインを書いていきます。
ライン引き後、調査区(3区)の全景写真を撮りました。
遺構の掘り方について説明をしました。
今週から、本格的に遺構の掘り下げを開始しました。
遺構からどんな遺物が出土するのか楽しみです。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research