
A区と呼んでいる調査区を完掘しました。たくさんの縄文土器や石器が出土しました。

住居跡と考えられる遺構を掘り下げた所、中央から土器が出土しました。立てられた状態で埋められています。
	 
	
	
	
	
		
		
大きな溝跡からは昨年度と同様に白い火山灰が出てきました。

火山灰が出た溝跡からは硯が出ています。文字を書ける人が付近にいたことを示すものでしょう。

浅い溝が数条検出されました
	 
	
	
	
	
		
		
塚状遺構を掘り下げた状態です。盛土の中から近代の磁器が出土しました。この塚は近代の盛り土と考えられます。
	 
	
	
	
	
		
		
A区平安時代の掘立柱建物跡です。確認できた柱跡6つのうち、5つに柱が残っていました。建物は調査区の外に広がっていますので、正確な規模はわかりません。

C区古墳時代の竪穴住居跡が壁面にかかっているため、拡張して広がりを確認しました。その結果、一昨年の調査で確認した、竪穴住居跡の可能性がある遺構と同一であることが判明しました。

お盆休みに入るため、調査区出入口にロープを張りました。
	 
	
	
	
	
		
		
C区の調査に入りました。斜面の段々の年代や構築方法を調べるために、杉の木の間をぬって6本のトレンチを入れました。

段差は高いところでは人の背丈ほどもあります。土の運搬に一苦労です。

先週出土した青磁碗です(左)。内面にはスタンプで花の模様が施されています。
写真右は同じ時期の青磁碗の参考品です。このような形であったと考えられます。
	 
	
	
	
	
		
		
38m×25mの方形に廻る溝を調査しています。作業員さんは横一列に並んで掘っています。

立秋翌日の現場上空の様子です。連日30度を超えていますが、雲は秋の様相です。
	 
	
	
	
	
		
		
ゴミ捨て穴と考えられる土坑です。破片ですがたくさんの土器が出土しました。
	 
	
	
	
	
		
		
先週古墳時代前期の小型の土器がまとまって18個出土しました(写真奥)が、今週はその近くから小型壺と甕が一緒に出土しました(写真手前)。

古墳時代前期の小型壺と甕の出土状況のアップの写真です。

連日の猛暑で厳しい発掘作業が続いています。作業の合間にクルミの木陰で休息を取っているところです。皆さんお疲れ様です。
	 
	
	
	
	
		
		
南側に位置する溝跡(SD132)を掘り下げている様子です。この溝からは陶磁器の他に、内耳鍋の破片も多く出土しました。

今週後半にラジコンヘリで空中撮影を行うため、調査区をきれいにしました。写真は、掘立柱建物跡の周辺の作業の様子です。

3区の完掘状況です。手前に写るのは掘立柱建物跡です。周辺には柱穴や土坑が密集しています。

空中撮影の様子です。晴天の中、無事撮影を行うことができました。
	 
	
	
	
	
		
		
今週は、山の中腹にある調査区の面整理を行いました。これから昔の人々が生活していた跡を探していきます。

塚状遺構の掘り下げを始めました。どの様な遺構なのか、楽しみです。
	 
	
	
		
					 
	
		
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research