
A区遺構検出状況。A区では平安時代の溝跡や柱穴が検出されました。

A区遺構配置図作成作業。平板で遺構を測量をして配置図を作成します。

C区遺構ライン引き。石灰を水で溶かしたもので遺構のラインを引きます。

C区ST2001竪穴住居跡。古墳時代の竪穴住居跡が1棟検出されました。

土色が変化している箇所の掘り下げを行っています。どういった遺構なのかこれから調べていきます。

平面図を作成している様子です。遺構の位置や形を図面に落としていきます。

炭や遺物が集中した箇所を下げたところ、丸い穴が出てきました。楕円形の石や土器が見られます。このような穴は、もう一箇所あります。

1枚目とは別の炭が集中する穴のアップです。この遺構の上は炭混じりの黒土であって、木の形が分かるほどの大きさではありませんでした。

この小さな穴もまた先の写真と同様の地区から検出されました。この種の丸い穴は何箇所も出ており、たいてい土器のかけらが混じっています。

D区の下段の平場の遺構がほぼ掘り上がりました。柱穴と考えられる遺構が多く見つかっています。

慈恩寺の北東にある箕輪という集落に続く道です。「箕輪道(みのわみち)」と呼ばれています。
調査事務所から調査区まではこの道を数分かけて歩いていきます。
今回の調査原因となった農道は、この箕輪道にほぼ沿った形で建設されます。

小礫が混じった穴の中央部に黒い正方形が確認できます。これは井戸の跡と考えられます。

井戸跡を掘り下げると、中世の甕のかけらや石などが出土しました。

平安時代の須恵器の坏です。全体の形が、ほぼ確認できる状況で出土しました。

井戸跡の底から曲げ物が出土しました。このようにして図面をとっているのですが、湧いてくる水を汲みながらの作業です。

調査区脇に張ってあるロープにツバメのひなが来ました。親鳥からえさをもらっている様です。

調査も終盤に入りましたが、梅雨はまだ明けてくれません。24日には調査説明会を行います。どうか晴れますように。

今週から調査開始です。表土除去にそなえて、調査区を設定し線掘りをしました。

調査区中央を横断する河川跡(SG1)です。手前の川幅は狭く、底面はV字形となっていますが、須川に向かって川幅が広がっています。

古墳時代の住居跡(ST3)の土坑内から、高坏が出土しました。

南側に位置する4区の表土除去の様子です。今回の調査で最も範囲が広い調査区で、今後どんなものが出るか楽しみです。

今週から西側の2区から東側に位置する3区の調査に入りました。面整理や排水のために外周に沿って溝掘りを行ないました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research