
今週より、今年度あらたに調査する範囲を重機による掘り下げを始めました。1万年前以降に堆積した真っ黒な「クロボク土」から、古代の製塩土器などがぱらぱら出土しました。

昨年度につづけて調査を行う範囲についても、覆った盛り土やシートをはがし、検出面を出しました。

上空から今年度の調査区を、ドローンで撮影しました。右側が北になります。まだ掘削していない北側は、9月以降に掘り下げる予定です。

今週より、今年度あらたに調査する範囲を重機による掘り下げを始めました。1万年前以降に堆積した真っ黒な「クロボク土」から、古代の製塩土器などがぱらぱら出土しました。

昨年度につづけて調査を行う範囲についても、覆った盛り土やシートをはがし、検出面を出しました。

上空から今年度の調査区を、ドローンで撮影しました。右側が北になります。まだ掘削していない北側は、9月以降に掘り下げる予定です。

遊佐町水林下遺跡の第2次発掘調査が始まりました。調査の開始式を行い、調査で用いる器材を調査事務所へ運び入れ、いよいよ調査が始まります。

調査を始める前に、調査区や休憩場所周辺の草刈りを行いました。この日は、入道雲が湧き出てきて、カミナリが響いてきました。幸い、雨は降りませんでしたが、早くも夏の様相です。

大型重機で表土を掘削する目前に、表土の厚さがどれくらいなのかを調べるために、調査区の南端部をトレンチ掘りしました。早速、近現代の陶磁器や平安時代の土師器と須恵器が出土しました。

調査の終了に伴い、器材の洗浄を行いました。

器材をトラックに積み込みました。怪我などがないよう最後まで気を付けて作業しました。

調査区の埋め戻しを行いました。周囲に縄を張り、安全対策をして今年度の調査は終了となりました。

2回目の空撮を行うため、調査区内の水くみ、清掃を行っています。

天候にも恵まれ、無事2回目の空撮を行うことができました。大型のドローンが使われました。

調査もほぼ終了ですが、最後に少しだけ土器などが出土しました。

調査終了しましたので、撤収作業です。
作業員および関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

調査区周辺の写真撮影と調査区の全体的な測量を行うため、ドローンによる空中からの写真撮影を行いました。調査も終盤になってきました。

石器の出土状況です。グレーの札の付近に石器があります。

旧石器が出土した範囲の全景写真です。一段下がった場所がその範囲になります。
調査はほぼ終了になります。次週は調査区の埋め戻しと、片付けを行います。

アラレや雨が降る不安定な天気の中、今週の作業が始まりました。

週の後半は天候も安定しました。
出土した石器の年代を推定するため、専門の方に分析資料の採取をお願いしました。

今週は、一般の方にむけて現場の公開を行いました。
足元の悪いなかお越しいただきありがとうございました。

配石遺構があり、そのそばから縄文土器が出土しています。

配石遺構の石を移動します。とても重かったですが、皆で協力したところ移動に成功しました。

大きな石はテコで持ち上げ、ブルーシートに載せてから皆で引っ張りました。この方法だとかなり大きな石でも移動できそうです。

深さ2mほどの井戸を掘りました。その後3Dモデル作成用の写真を撮りました。

引き続き、石器出土範囲の掘り下げを行っています。

調査区北側に石器が多く出土する地点があります。
石器は出土地点を座標で記録し、写真撮影をしてから取り上げます。

11月に入り、海も荒れてきました。天候も不安定になってきており、冬の到来を感じられるようになってきました。

遺構や遺物が見つかった地点の座標を取得するため測量を行います。

縄文時代中期の土器が出土したので、3D写真計測を行ってから取り上げました。

縄文時代晩期の土器がまとまって出土しました。3D写真計測を行って取り上げました。

配石遺構が見つかりました。土坑内に埋め込まれたようです。石の下には何があるでしょうか。

今週もB区の石器出土範囲の掘り下げを行いました。
週末の雨で水がたまり、水田のようになっていました。

土を薄く削るように掘り下げています。
石器が出土した一番深い場所は、遺構が検出された面から約20cmの深さです。