八反遺跡(9月5日~9月9日)


調査区北東部の調査を進めました。
この一帯は石を集めた遺構が多く見つかっています。


先週報告した火葬墓をさらに掘り進めました。
頭を北にして西側を向いて埋葬されているようです。


上の写真のものと同じタイプの火葬墓です。
遺構のサイズはやや小さく、出てくる骨も細いものが多いようです。


お知らせ:「山形のうつわ」-器で見る山形の歴史ー

山形空港で展示会を行っています。
今回は、縄文時代から江戸時代までの食器や
調理をするための土器を中心に
器から見た歴史の流れがわかるように展示しています。

ぜひ、一度ご覧ください。

展示会チラシ(PDF 460KB)

開催期間:平成23年9月7日(水)~9月25日(日)
開館時間:8時~18時30分
開催場所:山形空港ビル 2階多目的ルーム
(山形県東根市大字羽入字柏原新林3008番地)
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森の原遺跡2次(8月29日~9月2日)


現在、掘り進めている柱穴の一つです。
このくらい柱の痕跡がはっきり見えるものは、あまり多くありません。


4つめの矢じり(石ぞく)が出土しました。
これまで出土したものより一回り大きいです。


仕事の終わりは、道具の手入れです。
こびりついた泥を洗い流し、明日の作業に備えます。


清水遺跡(4)(8月29日~9月2日)


遺構を半分掘り下げ、断面を撮影しました。
どのように土が堆積していったのか、確認します。


遺構の精査もほぼ終了したので、アルミタワーを建て全景写真を撮影しました。


測量機器を使って、図面の作成を行っています。
記録作業も発掘調査の中では重要な仕事です。