
河川跡から出土した木製の食器です。

こちらは墨書土器です。はっきり「太」と読めました。

この字は少し難しいですが、「百」と読めそうです。

E区の平面図をとっているところです。
正確な作図のためには、作業員のチームワークが必要不可欠です。

1辺3mに満たない方形の土坑が検出されました。
同時代の住居と比べると小さいですが、床面の一部が焼けており、
火をたいた痕跡があります。

A区の調査に入りました。溝跡から縄文時代の石器などが出土しました。

火葬墓の掘り下げを進めました。
壁面は火を受けて真っ赤に焼けています。
底面には炭化物が堆積していました。
この上から多くの火葬骨が出土しています。

A区の竪穴住居跡です。
北東部(写真左下)が溝跡に切られていますが、ほぼ全体の形がわかります。
南側(写真上)には、焼土や須恵器の坏(つき)が出土しているのが見えます。

南に隣接するもう一つの竪穴住居跡の精査も進んでいます。
大量の土器片が出土しており、細心の注意を払って作業を進めています。

A区の調査は、そろそろ終盤にさしかかっています。
小さな柱穴なども見落とさずに、一つ一つていねいに掘り下げて調べています。

いよいよ稲荷山館跡の調査開始です。
これからの調査で使用する器材を搬入しています。

開始式を行いました。安全に注意して発掘調査を進めていきたいと思います。

調査区の周りの雑草が目立ち始めたので、この日は草刈り作業から始めました。

暑さもピークを過ぎ、だいぶ仕事がしやすくなりましたが、油断は禁物。
熱中症等には十分気をつけて作業を進めます。

3つめの矢じり(石ぞく)が出土しました。
これまで見つかったものとは、また違った形をしています。

今週から、本格的に遺構の精査作業を行います。
作業を始める前に、調査主任が作業に関する説明を行いました。

説明を受けて、実際に作業を行いました。移植ゴテで少しずつ掘り下げます。

掘り下げた遺構の断面図を作成しています。

大きな土坑を掘り下げています。
遺物が大量に出土しており、これからの調査に期待が持てます。

脚立にセミがとまっていました。まだ暑い夏が続きそうです。

大きな掘立柱建物跡群があるところを検出しているところです。

井戸跡を完掘しました。底に石が置かれていました。

河川跡の火山灰検出状況です。
作業員の皆さんは遺構をきれいにするのが上手です。

火山灰層の下をさらに掘り下げています。遺物が出土しました。

竪穴住居跡の土層の堆積状態を確認しています。

検出した遺構の平面図を作成しているところです。
発掘調査は掘るだけでなく、正確な作図作業がとても重要になります。

こちらは遺構の高さを記録しているところです。
今年から、初めて発掘調査に参加した作業員の皆さんも、
だいぶ作図作業に慣れてきました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research