
スライドを使って縄文時代の勉強です。
鮭川村に約31か所もの縄文時代の遺跡があることにみんな驚いていました。

弓矢の体験ではみんな上手に矢を飛ばすことが出来ました。
次々と動物たちが倒れていきます。

汗だくになりながら頑張って火起こしに挑戦です。

やっとの思いでついた火にみんな本当にうれしそうです。
5月に行われたセンター所内での研修に引き続き、発掘調査現場での研修が行われました。

研修のはじめに、蝉田遺跡の齋藤主税調査主任より、遺跡の概要の説明がありました。

午前の部では実際に全員で土を掘り分布調査の方法を研修しました。
掘ったところで、遺構の見つけ方や堆積の確認をしました。

午後の部では、全員でジョレンという道具を使って、遺構検出の方法を研修しました。
山形県立上山養護学校の生徒7名が2週間の職場体験をしました。

遺物の洗浄作業です。丁寧に洗ってくれました。

センターのイベントで使用する粘土細工をつくりました。
個性豊かなハニワ等たくさんできました。

暑い中センターの環境整備として中庭の草取りをしました。
最後に花の種を植えました。
センター参観デーの頃にはきれいな花が咲いていることでしょう。
その他にも図書の整理作業、展示用具の作成など頑張って仕事をこなしてくれました。
上山市中学校キャリアスタートウィークの一環で
3名の中学生が3日間センターの仕事を体験しました。

実際に出土した遺物の洗浄作業です。
みんな集中して作業をしています。

展示遺物の入れ替えの作業です。
最初の内、恐る恐る触れていましたが、
後になるとテキパキと仕事をしてくれました。

体験で使う道具の修理をしてもらいました。
みんな中々器用で、出前授業などで壊れた道具を直しました。

ラジコンヘリを使い、今回の調査が終了した調査区の空中写真撮影を行いました。

ラジコンヘリで撮影した写真です。
今回の調査区は、南北に約170mと、縦に長い調査区で、主な遺構としては、竪穴住居4棟、掘立柱建物跡2棟が検出されました。

空中写真撮影が終了後、新たな調査区の発掘調査を開始しました。
先週まで調査していた場所に隣接する場所です。
今週は、調査区周辺の除草やフェンスの設置といった環境整備を行い、重機を用いた表土の除去も行いました。

調査員の説明を聞く子どもたちです。
見てください、この真剣な目を。

火起こし体験は25分と短いチャレンジ時間でしたが、この日は、とても火の付きが良かったです。
約5割のチームで成功しました。

学校の近くからヨモギをとってきました。
石器ではさすがにヨモギの茎は硬かったようです。

表土除去中に出土した遺物、石斧です。
山形県内での出土は大変珍しいそうです。

同様に出土した、石べらと考えられる遺物です。

先週に引き続き、調査区(3区)の土坑(SK53)の掘り下げを行いました。
完形の土師器坏(はじきつき)が出土しました。

調査区(4区)の溝(SD60)の掘り下げを開始しました。

溝(SD60)を掘り下げたところ、焼けた石と土師器片(はじきへん)が複数出土しています。

ようやく重機械による掘り下げが終わりました。
遺構や遺物が見つかる場所にブルーシートを敷いて保護しています。

白い火山灰が見つかっています。
火山灰は、十和田火山が噴火した際(西暦915年)のものだと考えています。
噴火した時代の土器も一緒に見つかっています。

A区溝跡の断面写真を撮る様子です。
日差しが強い時は、ベニヤ板などを立てて、一面影で覆うようにします。

B区の遺構精査を本格的に開始しました。
断面の様子を知るために、半分ずつ慎重に掘っていきます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research