
SG6河川跡の現状です。
土を運ぶキャリアダンプの道部分を除いて掘り上げました。

写真撮影に向けて、遺構が集中する部分を優先に掃除を開始しました。
6,000㎡という広範囲の掃除はとても大変です。

大型の遺構(26号掘立柱建物跡)は、組立式のタワーの上から撮影します。
高い所から撮影すると、改めて遺構の大きさ・形がわかります。

SG6河川跡の現状です。
土を運ぶキャリアダンプの道部分を除いて掘り上げました。

写真撮影に向けて、遺構が集中する部分を優先に掃除を開始しました。
6,000㎡という広範囲の掃除はとても大変です。

大型の遺構(26号掘立柱建物跡)は、組立式のタワーの上から撮影します。
高い所から撮影すると、改めて遺構の大きさ・形がわかります。
井戸跡から折敷(おしき)と思われる遺物が見つかりました。
折敷とは、現代風に言い換えれば「木製ランチョンマット」となるでしょうか。
同じ井戸跡から漆器も見つかっており、セットで使用されていた可能性もあります。


多数検出した住居跡も、ほぼ完掘されました。。
それにともない、遺物の数が日を追うごとに増えています。

住居跡の一つから検出されたかまど跡です。
右の方に土師器の甕(かめ)がつぶれた状態で現れました。
接合すれば、ほぼ完全な形になるようです。

A-2区の埋戻しが始まりました。
調査で掘り出した土を重機で戻しています。
調査区が広いので数日かかります。

E-2区の遺構検出状況です。
5月から始まった調査もこの調査区で最後になります。
平成24年11月1日(木)に『縄文の女神』が国宝に指定されたことを祝う、
祝賀会が開催され、当センターの職員も参加しました。

「上山かかし祭り」に出品した縄文の女神かかしを展示しました。

会の中では、西ノ前遺跡の調査を担当した黒坂整理課長が
発掘当時の様子を話しました。

センターではかかしだけでなく、西ノ前遺跡から女神とともに
出土した土器や石器なども展示しました。
また女神をかたどった粘土細工をお土産としてお持ち帰りいただき、
参加された皆さんに喜んでいただきました。
現在山形県埋蔵文化財センターでは12月上旬の移転準備を進めています。
移転先は旧上山市立中山小学校です。(地図)
それにともない、主にセンター見学、図書閲覧・貸出、遺物資料の閲覧等の
センターの施設利用を1ヶ月間停止とさせていただきます。
期間は11月17日(土)~12月16日(日)です。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご了承下さい。

調査もいよいよ終盤です。
今週は、土層の堆積状況を図化するなど、図面の作成も進めました。

また、今週は雨に悩まされた一週間でもありました。
一日の作業の開始は、調査区内にたまった雨水の処理から始まりました。

また、雨で屋外で作業ができないときは、これまでに出土した遺物の整理も行いました。
写真は、B区から出土した鞴(ふいご)の羽口(はぐち)で、
馳上・西谷地b遺跡やその近辺で製鉄等の鍛冶が行われていたことが推測できます。

雨の日が続き、毎日排水作業から1日が始まります。

11日(日)に現地説明会を開催いたしました。
80名以上の方に調査成果をみていただきました。

遺物包含層を検出しました。
黒い土層の下の茶色い土層です。

遺物包含層から縄文時代前期の土器片が出土しました。

遺物包含層を掘るために、全長140mの足場を設置しました。

遺物包含層を掘るために、その上に乗っている土層を除去します。
泥だらけです。

ラジコンヘリでの撮影に向けて、調査区内を整えています。

今週は雨天により、作業をするには厳しい毎日が続きました。
安全に配慮しながら行っています。

清水の集落からの調査区遠景です。
中央の茶色い丘が清水西遺跡です。

E-1区の埋め戻し作業です。
土を積んだトラックが大活躍です。

E-2区の土の表面をジョレンできれいにしています。
左側に溝のような遺構が出ています。

A-3区南側で遺構を掘り下げています。
河川跡ということもあって、大きな石がごろごろ出てきます。

11月になると天気が安定せず、突然雨が降ったり、晴れになったりします。
カッパを着ての作業中に発見した虹です。