
発掘調査終了日まであとわずかとなり、作業を急ピッチで進めています。
写真は竪穴住居跡の平面図を作成しているところです。

14区北側の完掘状況写真です。
竪穴住居跡や柱穴が密集している様子がよくわかります。

空中撮影用のラジコンヘリです。
14区の完掘状況写真を撮影しました。

調査区壁面の土層の堆積状況を記録するため、
何層に重なっているか、土層の状態を見ながら層を分けました。
そして、分けた土層を実測し、図面を作成していきます。

土層の堆積状況を記録した図面を作成したら、
今度は調査員が各層の土の色調や質感を調べます。
そして、各層の土の特徴を記録していきます。

ラジコンヘリコプターで調査区全体の空中撮影をします。

上空から見た八合田遺跡です。

すっきりとした青空のもと、最後の遺跡全景写真撮影に向けて掃除をしました。
雨などで汚れた土をジョレンを使ってきれいにしていきます。

ラジコンヘリによる空中撮影を行いました。
作業員の皆さんも興味深々の様子で、
作業しているヘリをみんなで見上げています。

タワーを建てて調査区の全景写真撮影を行いました。
濃い霧の中での撮影でしたが、黒色土が広がる調査区に
掘り下げた遺構が黄色に浮かび上がり、
これまでの作業が思い出されました。

11月20日(土)には発掘調査説明会を行いました。
多くの皆さんが参加して下さり、出土した遺物や調査区を見ていただきました。

今週も、主に河川跡の掘り下げ作業を行いました。

河川跡の下層からは縄文土器が出土しました。
しかし、摩耗状態などから、ここで廃棄されたものではなく、
上流から流れてきたもののようです。

河川跡の上層からは平安時代の遺物が出土します。
そばにある竪穴住居跡の住人が廃棄したものでしょうか。

トータルステーション(測量機器)を使って、
遺物の出土地点を記録していきます。

11月21日(日)は発掘調査説明会でした。
109人もの方々にご来跡いただきました。
大勢の方々に発掘調査の成果を披露でき、
心より御礼申し上げます。

霧の朝です。
幻想的な雰囲気ですが、測量機器を使うには少し苦労しました。

複数の住居跡が重複しています。
平面では新旧関係が大変わかりにくく、
断面を確認しながら掘り下げています。

写真の土坑のなかには、火山灰がこんなに分厚く積っていました。

溝跡を掘り上げた様子です。
溝跡が屈曲した部分を一段深く掘り下げ、
水場として利用していたと考えられます。
ここから大量の遺物が出土しました。

平安時代の竪穴住居跡です。
周囲に溝跡が巡ります。
写真奥にはカマド跡が見つかりました。

この時期、午前中は霧が立ち込める日が多くなります。
霧の中で遺構の標高を測る作業をしています。

掘立柱建物跡の平面図を作成しました。

遺跡全体の空中撮影を来週に控え、
調査区の清掃を行いました。

竪穴住居跡のカマド跡付近から大量の土器が出土しました。
木べらを使って丁寧に掘っていきます。

土器が壁面の奥にもあるようでまだ全容は見えません。

土器の出土状況を図面に記録していきます。

来週、空中撮影を予定しているため、
調査区内の清掃を行いました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research