山形城三の丸跡第23次(6月13日~17日)


今週は5区と6区の面整理と遺構検出作業を行いました。黒っぽい部分が遺構です。


測量事務所に基準点測量を外注しました。その基準点を基にして調査区にグリッド杭を設置しました。


遺構を検出した状況を写真で記録に撮りました。


5区の遺構検出状況です。面整理作業で近世や奈良・平安時代の遺物片が出土していることから、それらの時代の遺構だと思われます。掘り下げるとどのような遺物が出てくるのか楽しみです。


出前授業:朝日町立宮宿小学校(6月16日)

出前授業も後半戦です。9校目は朝日町立宮宿小学校。
だんだん暑くなってきたので、水筒も準備万端でのぞみます。


本物の縄文土器にドキドキです。縄文人は何に使っていたのでしょう?


火起こしをみんなやったことがあるようで、道具の使い方が上手です。雨上がりのこの日、なんとか2組火をつけることができました。


出前授業:酒田市立松陵小学校(6月15日)

出前授業折り返しの8校目は酒田市立松陵小学校。
午後からの授業でしたが、準備の間昼休みを全力で楽しむ子供達の声が響いていました。


石器で野菜切りでは、ニンジンなどのかたい野菜に悪戦苦闘です。包丁の方が使いやすかな?


弓矢体験は大盛り上がり。最後に倒せなかった動物たちは先生方に託すことに。見事打ち取ってくれました。


出前授業:酒田市立浜中小学校(6月10日)

出前授業7校目は酒田市立浜中小学校です。
防風林である松林に囲まれた学校です。


土器石器を触ってみよう!体験では「縄文の女神」のレプリカも実際に触ってみます。
高さ45cm、重さ3.155㎏、まるで赤ちゃんを抱っこしているようです。


事前に班ごとに採集してくれていた草花を石器で切ってみます。
中々切りにくいようで、「どうやったら切れるのかな??」と相談しながら切っていました。


水林下遺跡第3次(6月7日~10日)


遊佐町水林下遺跡の第3次発掘調査が始まりました。開始式を行い、さっそく発掘調査で使用する器材の搬入を行いました。


雨の中、現場で使う器材を運び出し、休憩テントの設営や草刈りなど、調査の準備を行いました。その後、2次調査終了時に、検出面の上に敷いた保護シートの上に溜まっていた泥をかき出しました。


準備が整ったので、さっそく発掘調査が始まりました。まずは昨年度C区北の東側を拡張した範囲について、遺構の検出を行いました。


鶴ヶ岡城跡第3次(6月6日~10日)


週の前半は雨の中での調査でした。調査区の周囲に溝を掘って遺構面の水はけを良くします。


遺構面をきれいにすると、石を詰め込んだ穴の列が見つかりました。鶴岡南高の前身である荘内中学校の礎石の痕跡と考えられます。


学校の屋上から撮影しました。調査区中央部の灰色に見える部分が堀跡の可能性があります。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research