調査も終盤です。通路になっていて調査できない部分を最後に掘っています。土器が逆さまになった状態で出土しました。
墨書土器です。「作」の字が確認できます。
3~6年生児童9名が発掘体験に来ました。
三角鎌を使って、土を掘ってみました。
5・6年生21名が発掘体験に来ました。
出土状況を説明しました。
熱心に調査員の話を聞いている児童たち。
朝日少年自然の家(朝少まるごと縄文村)へ出前授業に行ってきました。
縄文時代の生活について説明しました。
自分達で起こした火を使って、ご飯を炊きました。
尾花沢小学校6年親子行事に行きました。
勾玉作りに挑戦!きれいに出来上がったよ。
縄文クッキーは、どんな味なんだろう?
縄文服を着て記念撮影。
川内袋遺跡の調査説明会を開催します。
ぜひご参加下さい。
日時 平成19年11月4日(日) 午後1時30分~
場所 集合場所・駐車場 埋蔵文化財センター現地事務所
説明場所 鶴岡市五十川字下川内袋 (川内袋遺跡)
成果
川内袋遺跡は、縄文時代の集落跡です。縄文時代前期の住居跡や土坑が見つかり、そのすぐそばからは縄文土器・石器が多数出土する遺物包含層が見つかっています。また、狩猟のための陥穴(おとしあな)が山の尾根に続く高台部分から見つかりました。
備考
・遺跡周辺は、工事用車両の通行が多く危険ですので、十分注意して御来場ください。
・川内袋遺跡現地事務所 担当 齋藤主税 ℡090-4045-4828
より大きな地図で 川内袋遺跡(鶴岡市) を表示
全ての遺構の調査が終了しました。
最後にラジコンヘリで空中から写真撮影を行いました。
発掘に使った機材をトラックに積み込んで撤収します。
出土した板碑を囲んで記念写真です。
調査にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
来年度の2次調査をお楽しみに。
前期調査に引き続き、後期調査区からも井戸が検出されています。底面から縄文土器片(晩期)が出土しました。
C区の中央西側で掘立柱建物跡が検出されました。3間×1間の建物になるようです。
堤屋敷遺跡の東半部の完掘状況です。写真手前の赤いラインにSD溝跡、緑のラインがたくさんの遺物が出土したSD大溝跡です。
大溝跡(SD205)の遺物の出土状況です。
大溝から出土した木製の鍬(くわ)になります。三つに分かれている部分が耕耘で使う刃の部分で、柄をはめ込む一辺1.5cmほどの穴が開いています。
大溝跡の東側では、漆器の碗が出土しました。碗は良好な状態で残っており、内面に赤い漆が塗られているのが確認できます。
重機による表土除去を終えて、調査区の壁面の整形を行いました
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research