川内袋遺跡発掘調査説明会

川内袋遺跡の調査説明会を開催します。
ぜひご参加下さい。

日時 平成19年11月4日(日) 午後1時30分~
場所 集合場所・駐車場 埋蔵文化財センター現地事務所
説明場所 鶴岡市五十川字下川内袋 (川内袋遺跡)
成果
川内袋遺跡は、縄文時代の集落跡です。縄文時代前期の住居跡や土坑が見つかり、そのすぐそばからは縄文土器・石器が多数出土する遺物包含層が見つかっています。また、狩猟のための陥穴(おとしあな)が山の尾根に続く高台部分から見つかりました。

備考
・遺跡周辺は、工事用車両の通行が多く危険ですので、十分注意して御来場ください。
・川内袋遺跡現地事務所 担当 齋藤主税 ℡090-4045-4828

より大きな地図で 川内袋遺跡(鶴岡市) を表示


上の寺遺跡(10月22日~10月26日)

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全ての遺構の調査が終了しました。
最後にラジコンヘリで空中から写真撮影を行いました。

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発掘に使った機材をトラックに積み込んで撤収します。

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出土した板碑を囲んで記念写真です。
調査にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
来年度の2次調査をお楽しみに。


堤屋敷遺跡第2次(10月22日~10月26日)

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堤屋敷遺跡の東半部の完掘状況です。写真手前の赤いラインにSD溝跡、緑のラインがたくさんの遺物が出土したSD大溝跡です。

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大溝跡(SD205)の遺物の出土状況です。

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大溝から出土した木製の鍬(くわ)になります。三つに分かれている部分が耕耘で使う刃の部分で、柄をはめ込む一辺1.5cmほどの穴が開いています。

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大溝跡の東側では、漆器の碗が出土しました。碗は良好な状態で残っており、内面に赤い漆が塗られているのが確認できます。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research