平安時代の溝跡の掘り下げ状況です。調査が進むにつれ、今次の調査範囲では縄文時代の遺構が多くを占め、平安時代に属するものは少ないようです。
一辺が2.5m程の方形の掘り込み穴で、小型の竪穴住居跡と思われますが、時代については特定できません。平安時代の溝跡のすぐそばに位置しています。
径2m、深さ80cmを測る円形をした掘り込みです。白い粘土や砂の塊りが混ざっている状況から、人為的に埋められたものと考えられ、写真の左方向から土が投げ込まれた様子がわかります。
遺構が見つかった状況です。東西方向の大きな溝と南北方向の溝の間には、柱穴がたくさん見つかりました。
井戸跡の平面図を作成している様子です。
井戸跡の周りをさらに掘り進めると、井戸につながる溝跡が確認されました。
A区南東隅の土坑から、縄文土器(深鉢)の底部と思われる破片が出土しました。底面には製作時に付いたと思われる敷物のあとがくっきりと付いています。
調査区南側の遺構検出を行っています。背後に見えるビニールハウスはさくらんぼ畑の雨よけハウスです。遺跡の周りにはさくらんぼ畑が多く、これから最盛期を迎えます。
遺構検出を終了し、調査区南側から遺構の調査に着手しました。いよいよ本格的な発掘調査の始まりです。
今週から西側に位置する2区の調査に入りました。写真は面整理の様子です。粘土の地盤を掘り込んだ溝状の遺構(SD31)が検出されました。
2区の遺構検出状況です。手前に写る溝状の遺構は、三叉にわかれて、調査区の端まで伸びています。写真奥には、柱穴などのピットが密集しています。
調査区北側では、柱穴と思われるピットが密集しています。
2区の平面図の作成と溝状の遺構(SD30)の掘り下げを行いました。
新しい調査区F区の表土を重機で掘り下げているところです。
調査区の整備として、壁が崩れないよう土のうを積んだり、排水用に溝を掘ります。
遺構検出が終わったので、全体の写真を撮りました。手前の白線が引いてある部分が河川跡になります。
金曜日から河川跡の掘り下げを行いました。
川内袋遺跡がある場所は自然豊かなところです。近くには川も流れています。
今週もたくさんの土器や石器が出土しました。
斜面を掘ると、ここからも縄文土器や石器が出土しています。
早速、土器や炭が出てきました。箸の立っている箇所に土器があります。
1枚目の写真のアップです。土器は破片となって散らばっています。
この写真もまた1枚目の写真のアップです。地面が赤く焼けています。ススがベッタリついた土器片もあります。
東根市立第三中学校で1年生53名を対象に出前授業をしました。
映像を使い習ったばかりの縄文時代と弥生時代について、詳しく勉強しました。
東根市内の遺跡から出土した縄文土器と弥生土器に実際に触れてみました。
石器できゅうりを切ってみました。思っていたより良く切れるので大いに満足!
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research