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天王遺跡第2次(5月21日~5月25日)

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今週は晴天が続き、夏を思わせる気候でした。それでも調査区から見える飯豊山系はまだ雪を冠っており、空気の澄んだ日には山並みが非常に美しくみえました。

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重機による表土除去の際、方形に廻る溝から出土した遺物です。古代須恵器の横瓶(よこべい)で、頸部と体部の一部のみが出土しました。


上の寺遺跡(5月21日~5月25日)

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今週も草刈作業が続きます。草刈りをすると、複雑な段々の地形が見えてきました。

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斜面の部分は階段状の地形になっています。この地形がいつ頃作られたものなのか、調査が進むにつれて明らかになるでしょう。

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ちり一つ落ちていないほど(?)きれいになりました。地面を掘り下げる前に、まずはこの地形を記録します。


上大作裏遺跡第2次(5月21日~5月25日)

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土の色の違いをみながら、地面に遺された痕跡(遺構)を探していきます。今週は特に前半が好天に恵まれ、順調に作業が進みました。

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調査区の全景です。ここには3~4棟の竪穴住居跡があるようです。手前に見える仮設道路を移設するため、写真奥(北側)を先行して調査していきます。

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見つかった遺構は慎重に掘り下げていきます。調査区の北側では、主に縄文時代の土器や石器が出土しました。


天矢場遺跡(5月21日~5月25日)

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中央に柱穴群が見えます。これから、建物跡となる組み合わせを確認していきます。

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B区の遺構配置図を作成するために、平板測量を行いました。

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A区の表土除去および面整理作業が一段落しました。画像の左下(北東方向)は、黒色粘土質の層になっていて、水が染み出して来ます。


堤屋敷遺跡第2次(5月21日~5月25日)

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1区北の遺構検出状況です。 面整理で遺構面をきれいにした後、遺構の周りを溶いた石灰でマーキングしました。

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記録作業の様子です。平板測量で、調査区の平面図を1/100スケールで作成していきます。

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調査区北壁の土層断面図を作成している様子です。この区域は一段と深く、地表より1.5m下になります。


矢馳A遺跡第4次(5月21日~5月25日)

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《E区面整理》 ジョレンで土を削って面をきれいにします。

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《E区検出状況(北西側から)》 手前に写っている茶色の部分は河川跡です。その他、住居や溝などの遺構が検出されました。

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《E区河川跡(SG833》 調査状況 昨年度も調査した河川跡の続きを掘り下げています。

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《E区遺構調査状況》 調査区南側の住居跡・溝跡・ピットを移植べラで掘り下げています。


玉作1遺跡(5月21日~5月25日)

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今週から本格的な調査が始まりました。遺構検出作業の様子です。グリッドごとに区切って調査を行っています。小さい土器の破片が出土しています。どんな遺構がでてくるか楽しみです。

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柱穴が見つかった様子です。古墳時代の土器が上面より出土しています。


川内袋遺跡(5月21日~5月25日)

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調査員が土の色、質感などを見ているところです。川内袋遺跡の土がどのように積み重なっているのかを調べています。

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縄文土器の底の部分が出土しました。土器は大変壊れやすいので、ゆっくりと丁寧に取上げていきます。

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道具に泥が付いたり、足場が悪くて大変です。土器や石器が多く出土するので、土を細かく砕いて遺物がないか確認しながら、土を捨てています。