山形盲学校(8月4日)


今回は山形県立山形盲学校のサマースクール「特別授業社会科」のお手伝いをさせて頂きました。


最上町かっぱ遺跡出土土器や、大石田町来迎寺遺跡出土石器に実際に触れながら縄文時代の勉強をしました。


最後に親子で火おこしに挑戦。もう一歩のところで残念ながら火はついてくれませんでしたが、火を得る苦労がちょっとわかったかな


下叶水遺跡見学(8月8日)


小国町立叶水小中学校の皆さんが、下叶水遺跡の見学と体験発掘に来て下さいました。まずはじめに縄文時代についての説明を聞いてもらいました。


下叶水遺跡の発掘現場に入り、遺跡の説明を受けています。右下に見えるのが完全な形で出土した埋設土器です。子供のお墓だったのかな?「ちょっと怖ーい」なんて声も聞かれました。


さあ次はいよいよ発掘体験です。発掘の方法をきちんと聞いて、すごいものを掘り当てるぞ!という気合が感じられました。


猛暑の中での発掘体験でしたが、みんな一所懸命に取り組んでくれました。最後に、色々な質問や感想を聞かせてくれました。


行司免遺跡第3次(7月31日〜8月4日)


先週に引き続き帯金具が出土しました。鉸具(かこ)という部品でベルトのバックルの部分にあたります。


昨年見つかったSD4と呼んでいる溝の残りの部分を掘り下げたところ火山灰(正面の真っ白い弧状の層)の上から、祭祀に使った木製品やどこも壊れていない須恵器の坏が出てきました。


2枚目の写真のアップです。すぐ脇に祭祀に使われた木製品である斉串がありますが曲がってしまっています。


天王遺跡(7月31日〜8月4日)


雨続きで手がつけられなかった溝の測量を行ないました。残しておいたベルトで土の堆積の様子を記録しました。


測量が終わると、あっという間にベルトがなくなっていきます。


うきたむ風土記の丘考古資料館に博物館実習に来ていた学生さんたちが、発掘の実習に来ました。


石畑遺跡(7月31日〜8月4日)


現在調査中の南端畝状遺構です。近世以降のものと思われます。


調査区北側の完掘の状況です。地山が砂地なので、雨が降ると遺構上端が崩れてきそうです。今週から地形測量の委託業務が始まります。


調査説明会が8月4日(金)14:00〜行われました。60名の参加を得て、会場いっぱいに人があふれました。地元の方々の参加も多く、周囲に支えられ、ここまで調査が進められたことを実感しました


中山城跡第2次(7月31日〜8月4日)


今週は完形に近い縄文土器が出土しました。この土器の発掘を担当した作業員さんもうれしそうです。


中山町と寒河江市の小学生40名が、中山城跡にサマースクールの一環で見学に来ました。古代の魅力に触れて、楽しそうに見学しています。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research