馳上遺跡第7次(11月16日~20日)

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事業区の東端部においてトレンチを追加し、遺跡の広がりを確認しました。

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縄文時代晩期の土器が出土しました。馳上遺跡の主要な時代とは異なるため、別の遺跡が存在する可能性が考えられます。

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16日の月曜日に、道の駅の事業関係者等に今回の成果を確認してもらいました。来年度の発掘調査に向けて、今後の課題なども整理しました。


押出遺跡第6次(11月16~20日)

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遺物が出土する土層まで全面的に掘り下げ、遺構検出を行いました。その結果、調査区中央部で盛土遺構と思われる高まりが確認されました。周辺からは大量の遺物が出土しており、当時の人々が盛土から遺物を投げ捨てた様子がうかがえます。

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盛土遺構を検出したところで、調査区全体の写真撮影を行いました。

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縄文時代前期の大木(だいぎ)4式土器が出土しました。ここまで大きな破片は大変珍しいです。粘土紐を貼り付けて描かれる曲線的な文様が特徴的です。

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11月23日には現地で調査説明会を開催しました。寒空の中、35名の方にお越しいただきました。


盛土遺構の3Dデータです。盛土遺構の高まりの周辺部から土器が多く出土していることがわかります。


山形城三の丸跡第16次(11月16日~20日)

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先週お伝えした重なる2条の溝跡です。まず新しい方の溝跡を掘り上げ、記録を取ったあと古い方の溝跡も完掘しました。

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下層の調査にも着手しました。近現代の遺構を検出した面から約60㎝下で溝跡と土坑がみつかりました。これから詳しく調査していきます。


押出遺跡第6次(11月9日~13日)

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基準点となる杭の打設を行いました。

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遺物を含んでいる土層の近くまで、重機で土を掘り下げていきます。

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重機で掘削を行った後、人手で丁寧に掘り下げていきます。たくさんの土器や石器が出土しています。

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これまでの調査でも出土した「押出型ポイント」と呼ばれる本遺跡に特徴的な石器が出土しました。これで湿地に生える葦などを刈り取っていたと考えられています。


馳上遺跡第7次(11月9日~13日)

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今週も秋晴れの天気に恵まれて、計画以上のペースで調査を進められました。

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事業区の西側は遺跡の中心部に近く安定した地盤なため、遺構の痕跡もはっきりと判別できます。

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こちらは事業区中程のトレンチから見つかった古墳時代の土器です。欠損部分が少なく、ほとんど元の形状のまま出土しました。


羽黒神社西遺跡(11月9日~13日)

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今週は、3・4区の記録作業とともに、まだ掘り切っていない遺構の補足調査を行いました。

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3区の大型のフラスコ状土坑の底から、逆さに置かれた深鉢形土器が出土しました。この土坑からは、横倒しになった完形の深鉢形土器や、同じく逆さに置かれた浅鉢形土器が出土しました。

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調査事務所の撤収に向けて、発掘器材や出土した遺物をセンターに搬送するために、トラックに積み込みました。

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最後に、調査に携わった調査員と作業員一同で記念写真を撮りました。来週1週間、補足調査を行い、再来週から調査区の埋め戻しになります。調査に携わった関係者の皆さん、ご協力いただきたいへんありがとうございました!


上竹野遺跡(11月9日~13日)

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6月1日から開始した発掘調査もついに作業最終週となりました。
急ピッチで個別遺構の精査を行いました。

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調査が終了した調査区について重機による埋め戻しを行いました。

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現場最終日を迎え、発掘器材の搬出作業を行いました。
11月13日をもって今年度の上竹野遺跡の発掘調査は終了しました。ありがとうございました。


山形城三の丸跡第16次(11月9日~13日)

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画像左側の石列に挟まれた茶色の砂が見えている部分が溝ですが、調査を進めたところ、この下にもう一つ溝があることがわかりました。

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調査区の南側の溝から軒丸瓦が出土しました。溝の年代を考えるために重要な遺物です。

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調査区の北側の溝を掘り下げたところ、床全体に石が敷かれていました。この溝は画像の右側に続いており、石列は失われていましたが床面の石敷きが残っていました。


お知らせ:押出遺跡第6次調査の発掘調査説明会(11月23日)

11月23日(月)に、押出遺跡第6次調査の発掘調査説明会を行います。

これまでの押出遺跡の調査では、縄文時代前期(約5,800年前)の遺物包含層中から、多量の縄文土器・石器・木製品や、希少な彩漆土器などが出土し、1,100点の遺物が国指定重要文化財に登録されています。
今回の調査でも、同時期の縄文土器や石器が数多く出土しています。ぜひ足をお運びください。

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遺物の出土状況

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今年度出土した「押出型ポイント」

現地説明会案内(PDF

日時:平成27年11月23日(月) 13:30~(雨天決行)
調査遺跡:押出遺跡
場所:高畠町大字深沼字舟入(地図


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research