
体験では、本物の土器や石器に触れてもらいました。
子供たちの目が輝いて、本物の持つ力を実感させられる瞬間です。

火起こしは大人でもなかなか火をつけるのが難しい体験です。
協力して一生懸命、火種を作ります。

最初はなかなかうまくいかない「弓矢とばし」も、
子供たちはあっという間にコツをつかみました。

縄文時代の暮らしについて説明しました
当時を想像して作った服を着て、真剣に話を聞いてくれました。

みんな、熊ノ前(くまのべ)遺跡から出土した土器の大きさに驚いていました。

クルミを割って、縄文クッキーを作ってもらいました。
味の感想は「意外とおいしい。」ということでした。

先週に引き続き14区の発掘調査を進めました。
西端では山形城三の丸の堀跡の一部が検出されました。

堀跡周辺の堆積層からは、山形城に用いられた軒丸瓦(写真右上)や
陶磁器片などが出土しました。

市街地の調査なので、完了したところから事故防止のため、
逐次埋め戻していきます。次の調査区は連休明けに着手する予定です。

はじめに縄文時代の衣・食・住について説明しました。
縄文時代の服を担任の先生に着ていただいて説明しています。

次に弓矢体験をしてもらいました。
どんどん矢を打って、次々に動物パネルを倒しましたが、
最後まで倒せなかった鹿のパネルをくやしそうに見ていました。

教材用に作った石器で野菜を切ってもらいました。
思っていた以上の切れ味で、最後には野菜がみじん切りになっていました。

はじめて触る土器はどのように感じるでしょうか。
一人で持てないほどの大きな縄文土器にみんな驚いていました。

縄文服を着てクルミ割りに挑戦しました。
だんだんきれいに割るコツがわかってきました。

火起こしでは中々火がつきませんでした。
みんな顔を真っ赤にしながらがんばりました。
やっとついた火に歓声があがります。

出前授業の体験を通して、縄文人に一歩近づきました。
最後に土器を囲んでみんなで記念撮影をしました。

マイギリを使って火を起こそうと、汗をかきながら必死に活動しました。
火をつける大変さを実感することができたようです。

鶴岡市で出土した注口土器を手に取り、
一体どんなことに使われたのか想像しながら、説明を聞いていました。

初めのうちはうまく飛ばすことができなかった弓矢も、
何回か繰り返すうちに上手に獲物を狙って射ることができるようになりました。

みなさんで協力して火起し体験をしています。
腕が疲れてもがんばりました。

みなさん弓矢の腕前は抜群です。
御先祖は縄文人だったのでしょうか。

野新田遺跡の出土品と一緒に記念撮影をしました。
縄文服の着心地はまあまあだそうです。

プロジェクターを使って、「縄文時代の衣・食・住」について説明しました。
縄文時代の歴史の長さを知って、とても驚いていました。

新庄市で出土した中川原C遺跡の土器や石器の説明をしています。
真近で本物の出土品を見て、触ることで、
地元の遺跡についてより興味を持ってもらえたら嬉しいです。

マイギリを使って一生懸命火を起こそうと頑張っています。
やっとの思いで点けた火種を大事そうにしている児童もいました。
火が昔の人々にとっていかに大事なものであったか、
みなさんに感じてもらえたと思います。

勾玉作りの様子です。手を傷つけないように気をつけながら、
滑石に描いた勾玉の形に沿って夢中で石を削っていました。
最後は、削り粉で手が真っ白になっていました。

4月18日から山形城三の丸跡の第8次調査が始まりました。
調査区は春日町の県道271号線沿いにあります。

13区で終了した第7次調査に引き続き、14区から始めていきます。
まずは重機を使って、表土を除去していきます。

土の様子を見ながら人力で掘り下げます。
調査区北側の壁沿いに細長いトレンチを掘りました。
遺構の広がりや、土の堆積状況を探ります。

子供たちはクルミを割る時、実の先を上に向ければ良い
というアドバイスをもらい、上手に割っておいしく頂きました。

山形市で出土した土器に、手を触れながら
じっくり観察しています。
土器の飾りの違いや縄目のつき方など
細かいところまで気付くことができました。

「上手に早く火をつけるコツはなんだろう。」
「昔の人達もこんなに苦労していたのかな。」と
ようやくついた火を眺めています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research