2区の三の丸堀跡を掘り下げました。現地表面からほぼ2.5mほどで堀底になります。他の地区の調査などを見ても、三の丸の堀は深い場所と浅い場所があるようです。
8区の遺構精査作業です。
住宅の上下水道とガス管の部分を残して調査しています。
P-1区の遺構検出を始めました。所々にコンクリートや建物の基礎が入っており、掘り下げるのはなかなか大変な作業です。
先週みつかった石列のまわりを掘り下げました。
石の間からは陶磁器や黒瓦が出土しています。
調査区の西側でも石列の続きと考えられる大きな石が二つ検出されました(写真左上)。
10月18日(日)『埋文まつり2015』が開催されました。
350名程の方々に足を運んでいただき、今年も盛況でした。
昨年度から始めた琥珀(コハク)での勾玉つくり体験。硬くて削りにくい素材でなかなか大変ですが、ピカピカの完成品に皆さん満足していただけたようです。
整理体験では、土器の接合にチャレンジ。土器表面の文様がつながる部分を探します。パズルのような作業に思わず熱中!
展示コーナーでは、たくさんの土器や土偶が勢ぞろい!製鉄関連などの特殊な遺物なども展示され、見ごたえのある内容に、お客さんも興味津々のようでした。
まつり会場には、舟形町から、国宝土偶「縄文の女神」の生まれ変わりの「めがみちゃん」が遊びに来てくれました。記念撮影に引っ張りダコの人気者でした。
スーパーサイエンスハイスクール事業(SSH)の一環で、当センターで米沢興譲館の生徒に講義を行いました。はじめにセンターの業務概要を説明し、その後文化財と関連科学について講義をしました。
後半はセンター内をまわり、整理業務の様子や展示室を見学してもらいました。
2区の堀跡を調査しています。底面の砂礫層からは、江戸時代後期の磁器や瓦の破片がたくさん出土しています。
2区の堀跡から、将棋の駒が出土しました。「王将」です。漆で文字を書いているようです。現在の一般的な王将の駒よりは一回り小さいです。
8区の遺構精査も同時に進めています。昨年度検出された南北方向の大溝の続きを確認しました。8区に入るとすぐに東方角に屈曲しているか、ここで終わっているようです。残念ながら、東半分は近現代に深い撹乱を受けて確認できません。
P-2区・P-3区の埋め戻しを行いました。
今年度最後の調査区、P-1区の表土除去を行いました。
以前この場所には大型の建物が建っていました。
以前の建物のコンクリート基礎がありましたが、影響を受けていない部分には並行する石列が残っていました。
2区西側に点在する個別遺構の精査を行いました。
各遺構から土器・石器が出土しています。
2区捨て場(SF133)の掘り下げを引き続き行っています。
出土量は相変わらず多いです。
今週は、調査区の中央に設定した、堆積層を調べるための中央ベルト(あぜ)、4区と5区のベルトを除去しました。
4区の中央ベルトの南側から、土器片を中心とする大量の遺物が出土しました。昨年度の調査でも、4区の南側では遺物が集中していることが判っていました。すなわち、これらの遺物は、昨年度発見された遺物集中部の続きと言えます。
3区と4区の遺構の精査と記録作業も、先週に引き続き行いました。
8区の調査区にグリッド杭を設置しました。
また、引き続き新しい遺構から精査作業を進めています。
2区の表土除去を行いました。建物の基礎が残っていたので昨年度調査できなかった箇所です。今年度はブレーカーで破砕しました。騒音と振動で、ご近所にはご迷惑をお掛けしました。
10/6、打毬の奉納で有名な豊烈神社の大祭がありました。
調査区の前もお神輿が通りました。
M-1区の調査を終えて、調査区を埋め戻しました。
P-2区の調査も終わりが近づいてきました。
記録作業と全景写真に向けての清掃作業を行います。
P-2区の完掘全景を撮影しました。
来週以降はいよいよ最後の調査区に着手します。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research