中央に柱穴群が見えます。これから、建物跡となる組み合わせを確認していきます。
B区の遺構配置図を作成するために、平板測量を行いました。
A区の表土除去および面整理作業が一段落しました。画像の左下(北東方向)は、黒色粘土質の層になっていて、水が染み出して来ます。
2005年の試掘トレンチを調査して、遺構や土層堆積の状況を確認しています。
重機で表土を取り去った後、面整理をして遺構を検出しています。
1区北の遺構検出状況です。 面整理で遺構面をきれいにした後、遺構の周りを溶いた石灰でマーキングしました。
記録作業の様子です。平板測量で、調査区の平面図を1/100スケールで作成していきます。
調査区北壁の土層断面図を作成している様子です。この区域は一段と深く、地表より1.5m下になります。
《E区面整理》 ジョレンで土を削って面をきれいにします。
《E区検出状況(北西側から)》 手前に写っている茶色の部分は河川跡です。その他、住居や溝などの遺構が検出されました。
《E区河川跡(SG833》 調査状況 昨年度も調査した河川跡の続きを掘り下げています。
《E区遺構調査状況》 調査区南側の住居跡・溝跡・ピットを移植べラで掘り下げています。
今週から本格的な調査が始まりました。遺構検出作業の様子です。グリッドごとに区切って調査を行っています。小さい土器の破片が出土しています。どんな遺構がでてくるか楽しみです。
柱穴が見つかった様子です。古墳時代の土器が上面より出土しています。
調査員が土の色、質感などを見ているところです。川内袋遺跡の土がどのように積み重なっているのかを調べています。
縄文土器の底の部分が出土しました。土器は大変壊れやすいので、ゆっくりと丁寧に取上げていきます。
道具に泥が付いたり、足場が悪くて大変です。土器や石器が多く出土するので、土を細かく砕いて遺物がないか確認しながら、土を捨てています。
上の寺遺跡は、重要文化財の薬師三尊や十二神将などで有名な、寒河江市の慈恩寺にほど近い場所に位置しています。
写真は元和4年(1618)年に再建された慈恩寺本堂(重要文化財)です。
今年度の調査区は、慈恩寺本堂から東へ約500m離れた場所にあります。周囲はさくらんぼ畑が広がっています。
ここに農道が建設されることになったため、発掘調査を行なうことになりました。
斜面や耕作が放棄された畑は草や木が生い茂っています。
まず地形を測量するために、草刈りから調査が始まりました。
今週から重機による表土除去が始まり、ほぼ円形に廻る溝跡が確認されました。
今後の調査でどのような結果が出るか楽しみです。
天王遺跡では現在までに古代の須恵器・土師器や、中世の陶磁器が出土していますが、その数はあまり多くありません。
写真の遺物はトレンチ掘りの際出土した磁器です。
重機で表土を剥ぎ取った後に、少しずつ土を削っていき、この地に遺された生活の痕跡を探していきます。
削って現れた黒い土の範囲は、形や大きさから、2棟以上が重なった竪穴住居の跡と考えられます。
遺跡や出土した遺物の位置を正確に記録するため、公共座標に合わせた基準点を設置しているところです。
今週から調査が始まりました。
表土を除去して、遺構検出に入りました。
調査区の全景です。まだ全体の四分の一しか掘っていません。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research