「2015(H27)年度」カテゴリーアーカイブ

山形城三の丸跡第16次(6月22日~26日)

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P3区の遺構検出状況です。大型土坑や溝などを検出しました。

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同じ調査区の一角で見つかった石組遺構です。
これから構造や性格を調べていきたいと思います。

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調査区は東(P区)と西(M区)に飛び地で分かれています。
現在はこちらのM3区も並行して検出を進めています。


羽黒神社西遺跡(6月22日~26日)

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今週は、北側の調査区である6区のクロボク土層の掘下げを行いました。

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6区の西側のクロボク土層の下部から、縄文時代中期の深鉢形土器が横倒しの状態で出土しました。
この土器の出土状況から、クロボク土層の下部に土器が捨てられた時の地表面があったことが考えられます。

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6区の南側から、楕円形の土坑が発見されました。土坑内の埋土の中間から、平安時代の茶碗(坏形の赤焼土器)が完形の状態で出土しました。
この土坑は、平安時代のお墓だったのでしょうか?

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きれいな青空の中、測量作業の上空に、一筋の飛行機雲が見えます。
梅雨入り前の、貴重な青空かもしれません。


上竹野遺跡(6月22日~26日)

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今週も調査区(1区)の面整理からはじめました。

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25日(木)に福島県文化振興財団の4名の方々が現場視察にいらっしゃいました。
担当者が調査状況などの説明をしました。

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調査区(2区)の遺構検出状況を撮影しました。
写真左上の黒土から土器・石器が多く出土しています。

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土坑(SK4)直上から土器が出土しました。


羽黒神社西遺跡第2次(6月15日~19日)

 

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6区を南側から撮影したものです。3b層はクロボク土という、1万年前以降に形成されたと考えられる、火山灰を母材とした北村山特有の土壌です。遺跡では、低い地形に厚く堆積しているのが確認されました。

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6区の3b層上面から、15cm程度の川原石を、径40cmくらいに丸く囲った「石囲い炉」が見つかりました。石が赤く変色していることから、火を受けている可能性が高いのですが、石で囲った内部からは、灰や炭などは出てきませんでした。いったい、なんのために作った「炉」なのでしょうか?

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「石囲い炉」の近くで、縄文時代中期の土器が、立ったような状態で発見されました。深鉢形の土器で、「炉」となにか関連があるのでしょうか?


山形城三の丸跡第16次(6月15日~19日)

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M-3区の様子です。土をうすく削って、遺構を探しています。
その途中で、瓦や陶磁器の破片が出土しました。

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P-3区では遺構がみえてきました。
遺構の形にそって白い線を引き、目印をつけます。

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P-3区の南西で、石組の遺構がみつかりました。
ここから、陶磁器が出土しています。


山形城三の丸跡第16次(6月8日~12日)

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6月5日から山形城三の丸跡第16次調査が始まりました。
まずは調査で使うさまざまな器材を搬入します。

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重機で調査区の表土除去を行っています。
土の違いに注意しながら掘り下げます。

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表土除去を終えた調査区の壁面を整えています。
この時に瓦や陶磁器片などの遺物が出てくることもあります。


羽黒神社西遺跡第2次(6月8日~12日)

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今週は6区の面整理を行いました。木が倒れた倒木痕がいくつか見つかりましたが、いまのところ目立った遺構は確認されていません。

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調査区の地層の堆積状況を記録するために、20分の1の断面図を作成します。

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6区の2層から、縄文時代の「石匙(いしさじ)」が発見されました。当時のナイフであると考えられています。上部に紐を結わえる部分があるのですが、この石器はその部分が破損しています。

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6月12日には、県内の市町村の文化財担当者の実地研修が本遺跡で開催されました。測量の仕方やデジタル一眼レフカメラでの撮影方法など、さまざまな研修が行われました。