「村山地方」カテゴリーアーカイブ

山形城三の丸跡11次(8月20日~24日)


D-2区では竪穴住居跡が数か所見つかりました。
慎重に掘り進めているところです。


C-2区では井戸の跡が見つかりました。
ここに住んでいた人の生活を想像できます。


D-2区の平面図の測量風景です。
連日の猛暑の中、協力しながらがんばっています。


森の原遺跡3次(8月6日~10日)


1区の南側では、土器片や石器などが集中して出土しました。


出てきた土器片や石器などの位置について、写真を撮り、さらに座標を記録しました。
その後、これらの土器片や石器などを慎重に取り上げていきました。


1区南側の遺物集中部のなかには、縄文時代の終わりころに使われたと考えられる、
土器片が出てきました。


1区南側の遺物集中部は、黒い土の範囲に限られることがわかりました。


蝉田遺跡(8月6日~10日)


河川跡の遺構検出を行いました。
場所によって、土の種類(砂・粘土)や色に違いがみられます。
おそらく、何時期かに亘って、流れをかえたことで堆積した土に違いが生じたのでしょう


河川跡の北側で、柱穴(ちゅうけつ)が約20基みつかりました。
直径30~40cmの穴です。
柱を規則的に建て並べた建物の存在が考えられます。


田向2遺跡2次(8月6日~10日)


カマド跡(EL79)から、土師器片・黒色土器片が出土しました。


竪穴住居跡(ST68)の床面(貼床)の剥がしを行いました。
カマド付近の貼床下部から、土師器片が数点出土しました。


竪穴住居跡(ST68)の完掘写真撮影をしました。


調査区(5区)の完掘写真撮影をしました。
今月10日をもって、5月23日から始まった発掘調査は無事終了しました。
ありがとうございました。


蔵増宮田遺跡(8月6日~10日)


先週に引き続き、川跡(SG02)の精査を行いました。
遺物も続々と出土しています。


木製の鍬(くわ)の刃にあたる部分が、調査区の壁沿いから見つかりました。


鋤(すき)も川跡上層から出土しました。
鍬(くわ)、鋤(すき)いずれも古墳時代の農耕具だと考えられます。


八反遺跡第2次(8月6日~8月10日)


石製の紡錘車(糸をつむぐための道具)が出土しました。
直径10cmほどで、中央に棒を通すための穴が開いています。


広い範囲に石が敷き詰められた遺構から、古銭が9枚まとまって出土しました。


石が詰め込まれた遺構から板碑(中世の供養塔)が出土しました。
この他にも同じ遺構から3点の板碑破片が出土しています。


森の原遺跡3次(7月30日~8月3日)


1区の地層の重なりを調べるため、西壁に沿ってトレンチを掘りました。
その結果、1区は最上川の氾濫によって、たびたび土砂が運ばれてきていたことがわかりました。


トータルステーションという測量機器を使って、1区全体の平面図を作成しました。