D-2区では竪穴住居跡が数か所見つかりました。
慎重に掘り進めているところです。
C-2区では井戸の跡が見つかりました。
ここに住んでいた人の生活を想像できます。
D-2区の平面図の測量風景です。
連日の猛暑の中、協力しながらがんばっています。
重機で表土を剥いだ後、面整理をしました。
じょれんで土を削るのは見た目より力のいる作業です。
さらに両刃鎌で丁寧に削り、遺構を検出しています。
西区と同様に、新しい時期の撹乱が多く見られます。
1区の南側では、土器片や石器などが集中して出土しました。
出てきた土器片や石器などの位置について、写真を撮り、さらに座標を記録しました。
その後、これらの土器片や石器などを慎重に取り上げていきました。
1区南側の遺物集中部のなかには、縄文時代の終わりころに使われたと考えられる、
土器片が出てきました。
1区南側の遺物集中部は、黒い土の範囲に限られることがわかりました。
重機を使って、大きく表土を削っていきます。
黄色い土が一気に姿を表します。
トレンチ(試し掘り)の中から土器がまとまって出土しました。
これはほんの一部です。
これもトレンチの中で出土した石器です。
鋭い角が見てとれます。
河川跡の遺構検出を行いました。
場所によって、土の種類(砂・粘土)や色に違いがみられます。
おそらく、何時期かに亘って、流れをかえたことで堆積した土に違いが生じたのでしょう
河川跡の北側で、柱穴(ちゅうけつ)が約20基みつかりました。
直径30~40cmの穴です。
柱を規則的に建て並べた建物の存在が考えられます。
カマド跡(EL79)から、土師器片・黒色土器片が出土しました。
竪穴住居跡(ST68)の床面(貼床)の剥がしを行いました。
カマド付近の貼床下部から、土師器片が数点出土しました。
竪穴住居跡(ST68)の完掘写真撮影をしました。
調査区(5区)の完掘写真撮影をしました。
今月10日をもって、5月23日から始まった発掘調査は無事終了しました。
ありがとうございました。
先週に引き続き、川跡(SG02)の精査を行いました。
遺物も続々と出土しています。
木製の鍬(くわ)の刃にあたる部分が、調査区の壁沿いから見つかりました。
鋤(すき)も川跡上層から出土しました。
鍬(くわ)、鋤(すき)いずれも古墳時代の農耕具だと考えられます。
C-2区の遺構の完掘状況です。
D-2区からは、竪穴住居跡が見つかり遺物も出ました。
石製の紡錘車(糸をつむぐための道具)が出土しました。
直径10cmほどで、中央に棒を通すための穴が開いています。
広い範囲に石が敷き詰められた遺構から、古銭が9枚まとまって出土しました。
石が詰め込まれた遺構から板碑(中世の供養塔)が出土しました。
この他にも同じ遺構から3点の板碑破片が出土しています。
1区の地層の重なりを調べるため、西壁に沿ってトレンチを掘りました。
その結果、1区は最上川の氾濫によって、たびたび土砂が運ばれてきていたことがわかりました。
トータルステーションという測量機器を使って、1区全体の平面図を作成しました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research