「置賜地方」カテゴリーアーカイブ

堤屋敷遺跡第2次(10月22日~10月26日)

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堤屋敷遺跡の東半部の完掘状況です。写真手前の赤いラインにSD溝跡、緑のラインがたくさんの遺物が出土したSD大溝跡です。

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大溝跡(SD205)の遺物の出土状況です。

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大溝から出土した木製の鍬(くわ)になります。三つに分かれている部分が耕耘で使う刃の部分で、柄をはめ込む一辺1.5cmほどの穴が開いています。

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大溝跡の東側では、漆器の碗が出土しました。碗は良好な状態で残っており、内面に赤い漆が塗られているのが確認できます。


堤屋敷遺跡第2次(10月15日~10月19日)

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先週に続いて、西側で検出された溝跡(SD205)の掘り下げを行いました。溝跡は西側で北へ曲がって伸びています。

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底面の砂層から漆器が出土しました。漆がはがれないようにまわりの土を慎重に取り除いていきます。

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漆器のまわりの土を取り除いた状態です。直径9cmの皿で底に台があり、内外面に黒い漆が塗られています。

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4区中央部に位置する竪穴式建物跡(ST253)です。長軸5.5m短軸3.5mで、底面からは2つの柱跡、その間からは焼土のまとまりが確認されました。


堤屋敷遺跡第2次(10月9日~10月12日)

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4区の大溝跡から出土した遺物の状況です。土層観察用のベルトを掘り下げると、内耳土鍋や石臼の破片が出土しました。

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西側に伸びる大溝跡は、掘り起こされて上面が壊されています。トレンチを設定して確認すると、下層では大溝跡が良好に残っていました。

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前の写真の下層で確認できた内耳土鍋の破片です。


下屋敷遺跡(10月9日~10月12日)

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下屋敷遺跡では、先行して調査する範囲(1区北)にかかる遺構の完掘が終了しました。写真中央部には、井戸跡が2基、浅い溝跡が確認されています。

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前の写真の井戸跡(SE6)の完掘状況です。井戸を構成している枠組みが良好に残っていました。また、底面からは曲物が出土しました。

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井戸跡から出土した曲物です。大きさは10cm程で柄杓(ひしゃく)の器にあたる部分だと思われます。