梅雨時の調査風景です。足元に十分注意しながら、泥だらけの調査は続きます。せっかく掘った遺構も埋まってしまいます。
古墳時代前期の住居跡(ST5)の床面から、土器がまとまって出土しました。
古墳時代の住居跡(ST5)から出土した土器の状態や内部の施設を、図面に記録しているところです。
今週の初めに、改めて2区の完掘状況を撮影しました。写真は撮影のためのやぐらを組んでいる様子です。
やぐらから見下ろした2区の完掘状況です。手前の壁側には、竪穴住居跡(ST39)が見えます。
3区北側では、掘立柱建物跡1棟が確認されました。東西軸に伸びる2×3間、東側に1面の庇(ひさし)がつくようです。
F区の遺構検出状況です。調査区の範囲が広いため、今回は約10メートル×20メートル範囲で遺構を探し、白線を引いて記録写真を撮りました。
川の跡(SG772)を掘り始めました。移植ベラで慎重に掘り下げます。
基準点測量とグリッド杭を設置しました。
重機による表土掘削。A区の表土掘削作業です。7/11に重機による表土掘削作業が終了しました。
A区全景。表土掘削が終了したC区全景です。
A区は表土から遺構検出面まで深いので、崩れやすい上部盛土層を土嚢を積んで補強しました。
C区全景。表土掘削が終了したC区の全景です。
今週はラジコンヘリによる空撮を行いました。
ラジコンヘリで撮った写真です。晴天に恵まれ、鳥海山も見えました。
7月11日に関係者による説明会を行いました。これをもって玉作1遺跡第3次調査が無事終わりました。
今週から掘り始めた調査区は山の中腹にあります。
新しく表土を剥いた調査区の遺構を探しているところです。
これまでにないぐらい遺物が出土する箇所が見つかりました。
1枚目の写真のアップです。大量の土器の中に四角い石があります。良く見ると赤い色が塗られているようです
D区の遺構を探す作業が終わりました。
柱の跡と考えられる小さな穴や、溝などが見つかりました。
色を塗った部分は、以前お伝えした整然と並ぶ遺構です。古い建物の跡か?と期待して掘り下げを始めましたが…。
遺構の掘り下げを始めました。
建物跡か、と期待した遺構からは近代の陶磁器が出土し、今のところあまり古い時代のものではないことがわかりました。
同じD区の一段高い平場の様子です。畑の畝(うね)と考えられる溝が多く見つかっています。
写真左には、最近まで使われていた道路の側溝が見えます。
調査区西側の調査がだいぶ進みました。これは2つの円形の溝を調査している様子です。
円形の溝は最初にトレンチを入れて埋まり方を確認してから全体を掘ります。
現場の隣にある杉の木にカラスが巣を作ったようです。2匹のカラスの鳴き声が1日中現場に響き渡ります。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research