
F区の遺構検出状況です。調査区の範囲が広いため、今回は約10メートル×20メートル範囲で遺構を探し、白線を引いて記録写真を撮りました。

川の跡(SG772)を掘り始めました。移植ベラで慎重に掘り下げます。

基準点測量とグリッド杭を設置しました。

重機による表土掘削。A区の表土掘削作業です。7/11に重機による表土掘削作業が終了しました。

A区全景。表土掘削が終了したC区全景です。

A区は表土から遺構検出面まで深いので、崩れやすい上部盛土層を土嚢を積んで補強しました。

C区全景。表土掘削が終了したC区の全景です。

今週はラジコンヘリによる空撮を行いました。

ラジコンヘリで撮った写真です。晴天に恵まれ、鳥海山も見えました。

7月11日に関係者による説明会を行いました。これをもって玉作1遺跡第3次調査が無事終わりました。

今週から掘り始めた調査区は山の中腹にあります。

新しく表土を剥いた調査区の遺構を探しているところです。

これまでにないぐらい遺物が出土する箇所が見つかりました。

1枚目の写真のアップです。大量の土器の中に四角い石があります。良く見ると赤い色が塗られているようです

D区の遺構を探す作業が終わりました。
柱の跡と考えられる小さな穴や、溝などが見つかりました。
色を塗った部分は、以前お伝えした整然と並ぶ遺構です。古い建物の跡か?と期待して掘り下げを始めましたが…。

遺構の掘り下げを始めました。
建物跡か、と期待した遺構からは近代の陶磁器が出土し、今のところあまり古い時代のものではないことがわかりました。

同じD区の一段高い平場の様子です。畑の畝(うね)と考えられる溝が多く見つかっています。
写真左には、最近まで使われていた道路の側溝が見えます。

調査区西側の調査がだいぶ進みました。これは2つの円形の溝を調査している様子です。

円形の溝は最初にトレンチを入れて埋まり方を確認してから全体を掘ります。
現場の隣にある杉の木にカラスが巣を作ったようです。2匹のカラスの鳴き声が1日中現場に響き渡ります。

調査区中央の大きな溝跡を掘下げました。同じ所に2条の溝が掘られていました。左に見える細い溝が新しい溝です。

大きな長方形の形が現れてきました。縄文時代の竪穴住居の跡のようです。

移植ベラで慎重に掘り進めていきます。縦横に残されたベルトは、土層の断面を調べるためのものです。

住居跡から出土した有孔円版です。土器のかけらを円く整形し、穴を開けて糸つむぎなどに再利用したと考えられます。

前期調査も最終局面に入りました。最後に残ったぬかるみの部分の調査です。
区画溝の役割をしていたのでしょうか、両端が90度に折れ曲がる形をしています。底面から縄文土器片などが出土しました。

柱痕部の埋め土から中世陶器片が出土しました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research