山形城三の丸跡(112号)(6月13日~6月17日)


遺構の掘り下げが進み、歩くのも大変になってきました。
遺構を崩さないように足元を確認しながらの作業が続きます。


大きな柱穴が並んだ状態で確認されました。
どちらも下に石が据えてあります。


ほぼ完形の古墳時代の土師器が出土しました。
外側だけでなく内面まで赤く塗られ、祭祀に使われたものと考えられます。


山形城三の丸跡(都市計画)(6月13日~6月17日)


江戸時代の生活面の下には、黒色粘土層があり、
古代の土師器(はじき)や須恵器(すえき)の破片が見つかりました。


16・18区の遺構掘り下げと記録が終わり、埋め戻しを行いました。
掘り下げたところを埋め、砕石を敷いて、元の状態に戻します。


お知らせ:「平成23年度まいぶんイベントカレンダー」について

平成23年度に山形県埋蔵文化財センターで開催するイベントを
カレンダーにまとめました。
ふるさと考古学講座やセンター参観デーなど様々なイベントを企画しています。

ぜひ、ご参加ください。

平成23年度まいぶんイベントカレンダーPDF 586KB

お問い合わせ
〒999-3161
山形県上山市弁天二丁目15番1号
財団法人 山形県埋蔵文化財センター 総務課企画情報室
担当:調査研究員 江波大
TEL:023-672-5301(代)
FAX:023-672-5586
E-mail:yac@yamagatamaibun.or.jp


出前授業:山形市立東沢小学校(6月16日)


火起こし体験では、マイギリを上手に使う児童が多かったです。
早いグループはなんと、5分程度で火を起こすことができました。


弓矢を使って動物(パネル)を倒す体験も行いました。
全ての動物を倒すことができました。
弓を構える姿も様になっています。


石器や土器を熱心に観察しています。
授業後も、何人か質問をしに来てくれました。


出張坂城跡(6月6日~6月10日)


城跡の頂上付近から写真を撮っているところです。
後ろは切り立った崖で、その脇を国道7号が走っています。
高低差が約20mあります。


B区の溝跡(SD2)を掘り下げているところです。
大量の炭や焼土とともに、焼けた石や鉄製品などもたくさん出ています。


北原2遺跡2次(6月6日~6月10日)


遺物は、レベル(水準測量機械)を使い、
出土地点の標高を記録してから取り上げます。


土器がたくさん出土した地点を、土層観察用の畦を残して掘り下げていきました。
その結果、南西に延びる溝跡が確認できました。


その南西に延びる溝跡から縄文時代晩期の土器が見つかりました。