出張坂城跡(5月23日~5月27日)


天気の良い日には、鉄工団地内にある発掘調査事務所から
鳥海山がきれいに望めます。


B区より石組み遺構を検出しました。
何に使われていたのか、これから検証していきます。


トレンチを50cmほど掘り下げたところ、
15~16世紀の擂鉢(すりばち)片が出土しました。
ちょうど出張坂城の成立していた時期に相当しそうです。


B区からは焼土と炭を大量に含んだ遺構も見つかっています。
これから掘り下げて、記録をとっていきます。


北原2遺跡2次(5月23日~5月27日)


今週も遺構を見つけ出すため、面整理作業を行いました。
ようやく調査区内の様相が明らかになってきました。


南側の山の上から撮影しました。
調査区内の黒い部分は、周辺よりも低くなっている場所です。


平面図作成のためトータルステーション(測量機器)を使っています。
正確な図面作成には欠かせない機械です。


清水遺跡(3)(5月23日~5月27日)


調査区の表土除去が終了し、最後に残土山の整形をして、重機は引き揚げました。


表土除去後の調査区の全景です。
遺構検出作業のため、シートを敷いて養生しています。


遺構を探すため、面削り作業を開始しました。
これから、昔の人々の生活の痕跡を探していきます。


清水遺跡(1)2次(5月23日~5月27日)


重機で表土を除去してから人力で遺構を検出します。


調査区の一番北側から遺構検出を行いました。
斜面地には昔の人々の生活跡は多くありません。


住居跡を検出しました。
まっ黒な土の中に白色の火山灰を含んでいることが判断の目印になります。


八反遺跡(5月23日~5月27日)


重機で表土を除去した後、調査区の周囲に排水用の溝を掘りました。
さらに、重機で掘った後の凹凸をクワで平らに削っていきます。


遺物が見つかったところには箸を立てて目印とします。
古墳時代から中世まで幅広い時代の遺物が見つかっています。


測量の基準とするための杭を設置しました。