
雨が降った後、低地では排水作業に追われます。

住居跡下の黒ボクを掘り下げて、より古い時期の遺構を探しています。

10月15日(土)に発掘調査説明会を行いました。
小雨の降る天気ながらも、多くの方が訪れてくれました。

ラジコンヘリコプターを使用して調査区の撮影を行ないました。

上空からの様子です。奥のブルーシートの部分は沼袋遺跡です。

10月15日に調査説明会を開催しました。
出土した火葬遺構について説明しています。

天候が心配されましたが、77名の方に来ていただきました。

住居跡を上から撮影しました。遺構の中には土器片が見えます。

遺物が多く出土した住居跡です。
土層観察用の畦を残し土質を調べます。

段階的に掘り下げた遺構です。
どこまで掘れば良いか見極めながら進めます。

掘り下げる深さを計りながら、重機で慎重に表土を取り除いていきます。

表土を取り除いた後、
足場を固めながら堀の側面をきれいにしています。

側面をきれいにすると、住居の基礎として使われた丸太が見つかりました。
約5,500年前(縄文時代前期中ごろ)のものと考えられます。

調査区の上場から鳥海山が臨めるのですが、
この日早くも初冠雪を記録したようです。

トレンチ(試し掘り)を入れた部分から
焼土らしいものが混ざった遺構を検出しました。

使わなくなった古い土嚢(どのう)を解体しています。

調査区北東側の井戸跡を掘り下げたところ、水が湧いてきました。
底には土器片が数点あり、井戸の年代がわかるかも知れません。

雨の合間を縫って、写真撮影をしています。

深い柱穴を掘り下げました。
水が湧くので排水ポンプを動かしながら作業をしました。

須恵器の壺(つぼ)が出土しました。

住居跡内のカマド跡からたくさんの土器が出土しました。

今週は雨が多かったため、
低地の調査はドロドロになりながらの作業になりました。

調査も佳境にかかり、説明会や空中撮影が近づいてきたため、
調査区に伸びてきた雑草を刈りとり環境整備しました。

遺構の掘り下げがほぼ終了しました。
空中撮影に向けて調査区周辺の除草作業を行ないました。

遺構の中に溜まった土や泥もきれいに取り除きます。

A区の3分の2を占める河川跡の一部を、重機で掘り下げました。

B区の北東部には、竪穴住居跡が集中しています。
この写真でも2つの住居跡が確認できます。

住居跡内のカマド跡をていねいに掘り下げています。
須恵器の杯(つき)やその蓋(ふた)などが、ほぼ完全な形で出土しました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research