これまで調査が終わった部分の全景写真撮影を行いました。
この写真は南から撮影したものです。
調査区西側にはあまり遺構がみられませんでした。
月別アーカイブ: 2013年9月
松橋遺跡第2次(9月9日~13日)
掘立柱建物跡の平面図作成をしています。
掘立柱建物跡の全体像が確認できました。
二間四間の住居跡のようです。
出土した石製品を下から撮影してみたところ、硯だということがわかりました。
平成25年度『埋文まつり2013~センター設立20周年記念~』
山形城三の丸跡第13次(9月2日~6日)
H-1区に続き、G-2区も重機で表土を除去し、面整理作業に進みました。
ジョレン(便利鍬)で丁寧に土を削っていくと、次々に遺構が現れます。
G-2区の面整理作業中に出土した軒丸瓦です。
火災除けの三巴文が描かれているのがわかります。
三の丸の武家屋敷の屋根に使われていたものでしょうか?
G-2区の遺構検出状況です。
東側(写真奥)には竪穴住居と思われる4つの遺構が確認できます。
西側(写真手前)にある大きな円形の遺構は井戸跡でしょうか?
蝉田遺跡第2次(9月2日~6日)
遺構の図化作業を行っています。
遺構の形や標高をこまかく図面に書き込んでいきます。
洗浄機を用いて、遺物についた土を丁寧に取り除いています。
元宿北遺跡(9月2日~6日)
今週も引き続き、井戸跡の精査を進めました。
底の方に、木製品の曲げ物が見えています。
見つかった木製品を取り上げています。
写真は、遺物に番号を振っている様子です。
1区の河跡も同時に掘り進めました。
八反遺跡第3次(9月2日~9月6日)
井戸と思われる遺構の様子です。
途中には粘土の層が厚く堆積していました。
先週五輪塔が出土した溝を完掘しました。
溝の東側(写真右)には多くの遺構が密集しています。
松橋遺跡第2次(9月2日~6日)
二つ並んで現れた井戸跡がほぼ掘りあがりました。
遺物などから推測すると、時期差はあまりないようです。
掘立柱建物跡の平面図を作成しています。
溝跡と切り合う土坑から硯(すずり)と思われる石製品が出土しました。
今後記録、掘り下げを行い全体をあらわにしていきます。
元宿北遺跡(8月26日~30日)
今週は、1区と2区に分かれて調査を進めました。
1区では、井戸跡の掘り下げを行いました。
土に埋もれていた井戸枠が、はっきりと現れました。
また、井戸の底の方から、木製品が見つかりました。
2区では、河跡の掘り下げを進めました。
遺物は、土器などが見つかっています。
企画展 『最上のあけぼの』 ゆめりあ(新庄市)
新庄市の新庄駅に併設される「ゆめりあ」にて、企画展『最上のあけぼの』を開催しています。
埋文センター初の最上地方での企画展となります。
新庄市の縄文時代の遺跡、中川原C遺跡から出土した土器や石器、
表情豊かな土偶などを展示しています。
[展示期間]
平成25年9月2日(月)~9月30日(金)
[展示時間]
5:00~24:00
[展示場所]
最上広域交流センター ゆめりあ 2F ストリートギャラリー