今年第1回目の出前授業です。
西根小は、縄文遺跡に囲まれた学校です。
間近で見る本物の土器に目が輝いています。
クルミは現在でも身近な食材ですが、
自分で割ったことのある子はほとんどいません。
今年第1回目の出前授業です。
西根小は、縄文遺跡に囲まれた学校です。
間近で見る本物の土器に目が輝いています。
クルミは現在でも身近な食材ですが、
自分で割ったことのある子はほとんどいません。
今回は接合の作業をご紹介します。
バラバラの状態で出土した土器をパズルのように組み合わせていきます。
机一面に広がる土器の中から、一つ一つ合うかどうか検証していきます。
徐々に合うピースが見つかり、土器の本来の姿が見えてきます。
今年度八反遺跡から出土した一括埋納銭の作業状況です。
竹串で丁寧に表面の土を取り除いていきます。
古銭一枚一枚の様子がわかるまでになりました。
残存状態はとても良いようです。
大寒も過ぎましたが、まだまだ冷え冷えする中山です。
ビィーちゃんカカシは、マフラーに続き腹巻を装着し、防寒対策向上中です。
整理室では着々と作業が進んでいます。
写真は遺物の注記作業です。
洗浄が終わった土器や石器に、遺跡名・出土地点などをネーミングしていきます。
極細の筆で、米粒以下の文字を一つ一つ書き込んでいきます。
皆さん見えますか?
こちらでは木製品の実測中です。
まだ水を含んでいる木製品の形を記録していきます。
整理作業終盤の整理室では復元した土器の色付けが行われています。
土器の復元部分に、元の土器に近い色をのせていきます。
本物の土器部分にかからないように、慎重に作業しています。
寒空で過ごすビィーちゃんかかしに素敵なプレゼントです。
当センターの作業員さんが、手編みのマフラーを作ってくれました。
縄文土器の文様を編みこんだフワフワのマフラーです。
これで厳しい中山の冬もヌクヌクです。
新年あけましておめでとうございます。
今年も埋文センターをよろしくおねがいいたします。
ビィーちゃんかかしも正月仕様でお出迎えです。
先月で今年度分の発掘調査も終わりました。
冬の間、センターでの整理作業のお仕事を紹介したいと思います。
今年度報告書刊行の遺跡では、整理作業も終盤に近づいてきました。
報告書に掲載される縄文土器が乱立している光景は圧巻です!
遺物の収納に向けた作業が進んでいます。
収納時の遺物保護のため、大量の紙座布団を制作中です。
一方、調査が終了したばかりの遺跡では、遺物の洗浄作業がはじまりました。
表面についた土を、土器を傷つけないようにブラシや洗浄機で丁寧に落としていきます。
12月5日(木)に防災訓練を行いました。
火災を想定した避難訓練です。
センター移転後初めての訓練のため、避難経路を確認しながら行いました。
次に消火器の使い方を、実践で教えてもらいました。
普段は使うことのない消火器、中々うまく使いこなすのは難しそうです。
屋内では、消火栓の使い方の研修です。
自分たちが気付かなかった所に、様々な防災装置があり、
いざというときのために一つ一つ把握しておくことが必要だと、
あらためて実感しました。
12月15日(日)、村山市の甑葉プラザにて発掘調査速報会が開催されました。
大雪の中、約130名の方々が来場してくださいました。
今年度調査した遺跡のうち、八反遺跡・松橋遺跡・山形城三の丸跡13次の
3件について報告が行われました。
展示スペースでは、全遺跡の出土遺物が展示されました。
皆さんギリギリまで顔を近づけて、熱心に見入っていました。
出土したばかりの遺物たちです。
これからの整理作業の中で、どんな歴史を物語るのでしょうか?
またセンター設立20周年を記念した講演会も同日行われました。
山形大学名誉教授の阿子島功先生より
「防災と災害考古学」というテーマでお話しいただきました。
遺跡から発見された昔の災害の痕跡から、
未来におきる災害の可能性を知るという貴重なお話に、
参加者は真剣に耳を傾けていたようでした。
SK115土坑を完掘しました。
深さ1.5mを超える遺構でした。
底からは、完形の土師器も出土しました。
調査で使用した機材は、トラックに載せ上山に戻ります。
29日に調査を終了しました。
半年以上の調査、お疲れ様でした。
作業員さん、関係機関の皆様、お世話になりました。
このラジコンヘリで空から調査区全体を撮影します。
空から見た調査区の様子です。
遺跡の様子が露わになるまで、連日の重労働が続きました。
馳上6次調査の調査員・作業員です。
11月という苛酷な条件下でしたが、何とか調査を終えることができました。